アンスラックス(Anthrax)のギタリストである
スコット・イアン(Scott Ian)は初めて
メタリカ(Metallica)を聴いた時に「めちゃくちゃ嫉妬した」という。イアンは、友人であるレコードショップのオーナー(後にメガフォース・レコードのボスとなる)ジョニーZからメタリカを紹介され、その内容に「圧倒された」と明かしています。
アンスラックスは現在、40周年を記念したアニヴァーサリー企画の一環としてウェブ・ドキュメンタリー・シリーズ「Anthrax 40 for 40」を随時公開しています。
イアンはそのエピソード2で、初めてメタリカを聴いた時のことを語っています。
イアンはジョニー・Zの勧めでメタリカのデモ・カセットを聴き、その内容に「圧倒された」という。イアンは次のように語っています。
「(ジョニーは)“スコット、こんなものがあるんだけど、聴いてみてよ。君の心を揺さぶるはず! サンフランシスコのバンドからデモをもらったんだけど、メタリカって呼ばれてるんだよ”...彼はそのテープを入れたんだけど......ギターの音、曲のアレンジ、バンドのタイトさ......俺は圧倒されて、すごく気に入ったんだけど、同時にすごく嫉妬したよ」。
「こいつら誰?何歳なの? ジョニーは“彼らは君たちと同じだよ。同い年!”と言っていた。その時点での俺たちよりもすべてが優れていた。俺たちの仲間であるジョニーが“サンフランシスコからニューヨークに彼らを連れてきて、スタジオに入れてアルバムを作り、レコード会社と契約するんだ!”と言うんだよ。“え?俺たちはどうなるんだ?”」
ジョニーZのメガフォース・レコードは最終的に両バンドのデビューアルバムを出しています