10代のカリスマとして絶大な人気を誇った尾崎豊。突然の死から30年目、全て実名の貴重な証言の数々で描くノンフィクション『評伝 1985年の尾崎豊』(著者:石田伸也)が徳間書店から5月28日発売予定。
尾崎豊の激烈な生とメッセージを、没後30年目を迎える2021年春、実父や同志だった中村あゆみ、ダイアモンド☆ユカイなど尾崎豊をよく知る者たちの証言で構成する同時代ノンフィクション。
特に、84年のステージ上の骨折により表舞台から離れ、復活とともに急激に社会現象となった「1985年」を主軸に置き、なぜ尾崎豊が求められたのか、時代の象徴となったのかを、混迷の社会背景を含めて丹念に紐解く。
■『評伝 1985年の尾崎豊』
著者:石田伸也
出版年月日:2021/05/29
ISBN:9784198652968
判型・ページ数:四六・224ページ
定価:1,430円(税込)
<内容>
10代のカリスマとして絶大な人気を誇った尾崎豊。突然の死から30年目、全て実名の貴重な証言の数々で描くノンフィクション!
なぜそこまで飢えるのか、なぜそこまで牙をむくのか――OZAKI。
世の中が狂乱のバブル経済に向かっていた1985年、時代に逆行するかのような孤高のロックシンガーが圧倒的な支持を得た。83年11月にデビューし、92年4月25日に26歳で壮絶な死を迎えた10代のカリスマ・尾崎豊のことである。
今なお「I LOVE YOU」「15の夜」「卒業」「シェリー」「僕が僕であるために」「OH MY LITTLE GIRL」など、短い生涯に残した楽曲はいくつもスタンダードとして愛され、生前を知らない現代の若者たちにも根強く支持されている。
その激烈な生とメッセージを、没後30年目を迎える2021年春、実父や同志だった中村あゆみ、ダイアモンド☆ユカイなど尾崎をよく知る者たちの証言で構成する同時代ノンフィクション。特に、84年のステージ上の骨折により表舞台から離れ、復活とともに急激に社会現象となった「1985年」を主軸に置き、なぜ尾崎豊が求められたのか、時代の象徴となったのかを、混迷の社会背景を含めて丹念に紐解く。
<著者について>
石田伸也
1961年(昭和36年)10月1日、熊本県牛深市(現・天草市)生まれ。日本ジャーナリスト専門学院出身。86年よりライター活動を始め、「週刊アサヒ芸能」を中心に、主に芸能ノンフィクションを執筆。主な著書に「ちあきなおみに会いたい。」(徳間文庫)、「吉田拓郎疾風伝」「戦後70年 日本の女神烈伝」「素顔の健さん」「仁義なき戦い 100の金言」「角言―田中角栄を刻む62のメッセージ」「1980年の松田聖子」(以上、徳間書店)、「甲斐バンド40周年 嵐の季節」(ぴあ)、「田宮二郎の真相」(青志社)など。また1989年より現在まで、若手芸人を育成するイベントを定期開催しており、さまぁ〜ずやくりぃむしちゅーなど、多くの逸材と舞台をともにした