ギター・エフェクター映画『The Pedal Movie』が完成。「エフェクト・ペダルがポピュラー音楽のサウンドにどのような影響を与えてきたかを最も包括的に紹介する」と謳われているこのドキュメンタリー映画には、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズ、スティーヴ・ヴァイ、ダイナソーJr.のJ・マスシス、ピーター・フランプトン、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、ブラーのグレアム・コクソン、スティーヴ・アルビニら著名なミュージシャンやプロデューサーのインタビューを収録しています。
さらに映画では、Chase Bliss Audio、EarthQuaker Devices、JHS Pedals、Strymon、Walrus Audioなど、現在のトップレベルのペダルビルダーにも焦点を当てています。映画では、60年代初頭に偶然発明された最初のファズペダルに始まり、ギター・エフェクターの歴史的発展を追っています。
映画の制作は、楽器専門の売買/マーケットプレイス・サイトのReverbで、同サイト初の長編映画です。この映画は海外ではiTunes、Google Play、Vuduでレンタルおよび購入できます(現状、日本の未対応のようです)。
共同監督のダン・オーキンは、プレスリリースで次のように述べています。
「『The Pedal Movie』の最初のインスピレーションは、音楽界のこの奇妙な小さなポケットが、どのようにしてこの巨大なコミュニティに成長し、新しいペダルや企業が次々と参入してきたのか、という疑問でした。今日では、何千ものメーカーが毎年何十万ものペダルを製造しており、自分自身を表現する新しい方法を常に探し求めている音楽制作者たちのコミュニティは成長し続けています。これらの小さな箱は、人々の音楽の作り方を変え、最終的にはポピュラー音楽の流れを永遠に変えてしまったのです」
トレーラー映像あり
■『The Pedal Movie』公式サイト
https://reverb.com/page/the-pedal-movie