デヴィッド・バーン×スパイク・リー『アメリカン・ユートピア』©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
デヴィッド・バーン(David Byrne) によるブロードウェイ・ショー<David Byrne’s American Utopia>を記録した
スパイク・リー(Spike Lee) 監督のコンサート映画『アメリカン・ユートピア(原題:David Byrne's American Utopia)』。公開延期が発表されています
以下インフォメーションより
■『アメリカン・ユートピア』公開延期のお知らせ 2021年5月7日(金)より公開を予定しておりました『アメリカン・ユートピア』は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言の発令に伴い示された方針等を鑑みまして、公開延期を決定したことをお知らせいたします。 作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。 今後の公開予定は、決定次第、速やかに『アメリカン・ユートピア』公式サイト、SNS他にてお知らせいたします。 お買い上げいただきました前売り券は、延期いたしました後の公開でもご使用いただけますので、そのままお持ちください。 公開直前にこのような事態となりご迷惑をおかけいたします。 何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 2021年4月30日 株式会社パルコ
以下は以前に公開された映像
トーキング・ヘッズ(Talking Heads) 「Once In A Lifetime」の演奏映像
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日本版予告編映像
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<アメリカン・ユートピアとは>
映画の原案となったのは2018年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」である。
この作品のワールドツアー後、19年の秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、その斬新な内容は大評判となった。
映像化の可能性を考えたデイヴィッド・バーンはスパイク・リーに声をかけ、映画化がスタート。
バーンのライヴ映画としては、トーキング・ヘッズ時代に傑作『ストップ・メイキング・センス』(84年、ジョナサン・デミ監督)が作られたが、
バーンとスパイク・リーの幸福なコラボレーションにより、ドキュメンタリーでもなく記録映画でもない、新たなスタイルのライヴ映画が完成した。
海外では早くも高い評価を得ていて、「ふたりの大物が組んだ見事なコラボ」(ヴァラエティ)、「このジャンルの最高傑作の1本」(インディワイアー)、
「圧倒的な傑作」(ローリング・ストーン誌)、と絶賛の声が寄せられ、ローリング・ストーン誌は20年度のベスト映画の第3位に選出している。
<魅惑のショー、その全容>
冒頭、プラスティックの脳を持ったデイヴィッド・バーンが登場し、人間の脳の進化について語り始める。「人間の脳は成長と共に衰えていく」。そんな衝撃な研究結果について話を始めるバーン。今回のショーを通じて、彼は現代のさまざまな問題について問いかける。コミュニケーションの大切さ、選挙の重要性、人種問題……。混迷の時代を生きる現代人の意識をゆさぶる物語が語られていく。
今回の舞台でバーンは意識的に何もない空間を選び、マイクやドラムセットもなくし、新たな仲間である11人のミュージシャンやダンサーと舞台の上を縦横無尽に動きまわる。パントマイムや前衛パフォーマンスの要素も取り入れた斬新な振り付けを担当したのは、過去にもバーンの舞台も手がけたアニー・B・パーソン。プロダクション・コンサルタントもバーン一家のアレックス・ティムバースが担当。
<現代アメリカが熱狂!舞台から発信するメッセージ>
舞台に立った11人の仲間はさまざまな国籍を持っていて、クライマックスではブラック・ライブヴズ・マターを訴えるプロテスト・ソング、
ジャネール・モネイの「Hell You Talmbout」を熱唱する。
アルバム「アメリカン・ユートピア」からは5曲、トーキング・ヘッズ時代の代表曲から9曲が選ばれ、計21曲が演奏される。
大ベテランのバーンがパワフルに歌いながら踊る。そんな彼と11人の新たな仲間が組むことで、まさにミュージシャンとしても更なる進化を遂げる最高のショーとなっている。
監督のスパイク・リーはもともと最高の音楽センスを持つ監督として知られ、『ブラック・クランズマン』では盟友プリンスの曲を効果的に使っていたが、
今回は舞台の頭上からのショットや斜めからのアングルなども効果的に使い、視覚的な刺激にあふれた映像を作り上げた。
撮影監督は『サマー・オブ・サム』でもリーと組んでいたエレン・クラスが担当している。
<今、映画館でライヴを体験できる喜び!>
コロナ禍でライヴを生で体験できる機会は激減する中、全21曲、スペクタクルな107分のノンストップなステージが展開される本作。
本国アメリカではHBOにて配信のみの公開となったが、日本では映画館での上映が叶った。
渋谷系ミニシアター文化の出発点ともなった80年代伝説の音楽映画『ストップ・メイキング・センス』から36年。
かつて若者の代弁者だったデイヴィッド・バーンは若いミュージシャンからのリスペクトを受けながら、止まることなく進化を続ける。
■『アメリカン・ユートピア』
監督:スパイク・リー 製作:デイヴィッド・バーン、スパイク・リー
出演ミュージシャン:デイヴィッド・バーン、ジャクリーン・アセヴェド、グスタヴォ・ディ・ダルヴァ、ダニエル・フリードマン、クリス・ジャルモ、ティム・ケイパー、テンダイ・クンバ、カール・マンスフィールド、マウロ・レフォスコ、ステファン・サンフアン、アンジー・スワン、ボビー・ウーテン・3世
2020年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/5.1ch/107分/原題:DAVID BYRNE`S AMERICAN UTOPIA/字幕監修:ピーター・バラカン
公式サイト:
http://americanutopia-jpn.com/ ユニバーサル映画 配給:パルコ 宣伝:ミラクルヴォイス
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