キッス(KISS)の新しいオフィシャル・ドキュメンタリー『Biography: Kisstory』が完成。計4時間のドキュメンタリーで、米国ではケーブルTVのA&Eで6月27日と28日の2晩にわたって放送されます。
監督はD.J.ヴィオラ、プロデューサーはA&Eの番組『Gene Simmons Family Jewels』も手がけているレスリー・グライフ。この映画はバンドが結成されてからの数十年間をカバーしており、共同設立者の
ポール・スタンレー(Paul Stanley)と
ジーン・シモンズ(Gene Simmons)に焦点を当て、彼らの歩みを振り返ります。
『Biography: Kisstory』には、現メンバーの
トミー・セイヤー(Tommy Thayer)と
エリック・シンガー(Eric Singer)、元マネージャーのドク・マッギー、プロデューサーの
ボブ・エズリン(Bob Ezrin)、さらには
デイヴ・グロール(Dave Grohl)や
トム・モレロ(Tom Morello)といったファンへのインタビューも含まれています。
詳細なインタビューに加えて、ニューヨーでのバンド結成当初から、オリジナルのレコーディングセッション、ホームムービー、舞台裏のストーリー、貴重な映像などが紹介されます。
スタンレーはツイッターで、このドキュメンタリーについて「本当にすごい。見たけど素晴らしかった。とても誇りに思う」と述べています。
A&E社のEVP/番組責任者であるエレイン・フロンテン・ブライアントは「“バイオグラフィー ”というレンズを通して、キッスを支えたロック・アイコンのレガシーを称える2夜限りのイベントのバックステージ・パスをファンの皆様に提供することができます。このドキュメンタリーイベントは、唯一無二のバンドと、何世代にもわたって彼らを崇拝してきた驚異的なKiss Armyファンへの特別なトリビュートです」と述べています。