スティーヴン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』　トレーラー映像公開

スティーヴン・スピルバーグ監督が、人気ブロードウェイ・ミュージカルを改めて映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』。ティーザー・トレーラー映像が公開されています。

スピルバーグ監督がミュージカル映画を手掛けるのは今回が初めて。ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド物語』の映画化は1961年のアメリカ映画『ウエスト・サイド物語』以来、2度目です。

『ウエスト・サイド物語』は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』に着想し、当時のニューヨークの社会的背景を織り込みつつ、ポーランド系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人との2つの異なる少年非行グループの抗争の犠牲となる若い男女の2日間の恋と死までを描いた作品。

スティーヴン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』の脚本はトニー賞、ピューリッツァー賞戯曲部門の受賞歴があるトニー・クシュナー。1961年版映画よりもオリジナルのブロードウェイ・ミュージカルに近いものになるという。振付はトニー賞の受賞歴があるジャスティン・ペック。音楽には作曲家のデヴィッド・ニューマンも参加しています。

出演は、『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートをはじめ、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、マディー・ジーグラー、コーリー・ストール、ブライアン・ダーシー・ジェームズら。1961年版映画にも出演していたリタ・モレノが本作にも出演します。

スティーヴン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』はもともと2020年に公開される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期。日本公開は2021年12月10日（金）予定