L.A.ガンズ(L.A. Guns)のクラシック・ラインナップのメンバー間で起こっていたバンド名の権利を巡る訴訟で和解が成立しています。トレイシー・ガンズとフィル・ルイスは“L.A. GUNS”として活動を継続し、スティーヴ・ライリーとそのバンドメンバーは今後、“RILEY'S L.A. GUNS”という新しい名前と新しいロゴで活動します。
トレイシー・ガンズ(Tracii Guns)と
フィル・ルイス(Phil Lewis)は2020年1月、元バンドメイトであるドラマーの
スティーヴ・ライリー(Steve Riley)・ヴァージョンのL.A.ガンズがL.A.ガンズの商標を侵害したとしてカリフォルニア地方裁判所に提訴していました。
4月23日、トレイシー・ガンズ、フィル・ルイス、スティーヴ・ライリーの代理人である弁護士が以下の声明を発表しています。
「原告のトレイシー・ガンズとフィル・ルイス、被告のスティーヴ・ライリー、Kelly Nickels、Kurt Frolich、Scott Griffinは、カリフォルニア州中央地区の米国地方裁判所にて現在係争中の商標権訴訟を和解することに合意しました。この和解合意に基づき、当事者は係争中の訴訟を却下することに合意しました。ガンズ氏とルイス氏は“L.A. GUNS”の商標で活動を継続し、ライリー氏とそのバンドメンバーは今後、“RILEY'S L.A. GUNS”という新しい名前と新しいロゴで活動します。両バンドとも、新曲のレコーディングと演奏を継続するとともに、ファンのためにL.A.GUNSのビンテージカタログからの曲も引き続き提供していきたいと考えています。両グループのレコーディングは、今後もSpotifyやその他のデジタル音楽ストリーミングサービスで一緒に表示されます」