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映画『シャイニング』 ドアを斧で突き破る有名なシーンで使われた斧が670万円で販売中

2021/04/25 19:20掲載
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Stanley Kubrick's The Shining
Stanley Kubrick's The Shining
スティーヴン・キング原作の同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化した『シャイニング』。ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)がドアを斧で突き破って顔を出して「Here’s Johnny!」と言う有名なシーン。この場面でジャックが使用した小道具の斧が45,000ポンド(約670万円)で販売されています。

ブリストルを拠点とするディーラー、Paul Fraser Collectiblesによると、この映画の撮影では、安全対策と撮影中の使いやすさを考慮して、木製の斧の代わりに、軽量で硬い発泡スチロール製の斧が使用されました。

ワーナー・ブラザースは撮影用にいくつかの斧を作りましたが、今回販売されている小道具はよく使われたようです。

この斧にはたくさんの傷や欠けがあり、ニコルソンが象徴的なシーンを完成させるために、この発泡スチロール製の斧を何十回も使用したことを示唆しています。

今回は、その発泡スチロール製の斧の他に、映画制作中に撮影されたジャック・ニコルソンの本物のサイン入り写真もプレゼントされます。

Paul Fraser Collectibles社は、映画で使用された木製の斧が、2019年に172,000ポンドで販売された1本しか残っていないと考えられていると説明。また、今回出品されているものに似た別の発泡スチロール製の小道具が、同年に41,600ポンドで落札されたと主張しています。

専門家のダニエル・ウェイドは「これが存在するのは奇跡だ。1980年、映画の記念品収集はまだ始まったばかりでした。小道具は撮影後は捨てられるものでした。『シャイニング』は公開時に酷評されたので、所有したいと思う人はほとんどいなかったでしょう」。

Paul Fraser Collectiblesサイト内 販売ページ:
https://www.paulfrasercollectibles.com/products/the-shining-1980-prop-stunt-axe?_pos=1&_sid=05d2e81ee&_ss=r