テスタメント(Testament)のギタリスト、
アレックス・スコルニック(Alex Skolnick)は1995年、
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のバンドで約1か月間過ごしました。アレックスは当時のことをUltimate-Guitar.Comで語っています。
アレックスは、オジーのバンドが
ザック・ワイルド(Zakk Wylde)の後任を探している時、バンド加入の話が持ち上がりました。
「詳しい経緯は知らないけど、その時点では、ザック・ワイルドは自分のことをやっていて、彼らは、ザックが最新のアルバム『Ozzmosis』を録音していたにもかかわらず、ザックからの移行を模索していたと思う。
彼らは公開オーディションをしていたわけではなく、何人かのプレイヤーを試していた。リッチー・コッツェンがオーディションを受けたのは知っているよ。彼は素晴らしいプレーヤーだし、他にも何人かいた。
しかし、何らかの理由で、彼らは自分に合うものを見つけられなかった。結局、僕はロンドンに飛んで、ロンドンの薄暗いリハーサル場所でオジーのオーディションを受けることになり、1週間ほどそこにいた。結局、予告なしのショーをすることになったんだけど、それはうまくいったようで、彼はとても嬉しそうだった。
スタッフの誰もが“今まで見た中で一番幸せそうだ。これが正解だと思う。これでいいんだ”と言っていた。オジーは基本的に同じことを言っていた。でも、僕を祝福してくれなかったのは、採用するかどうかを僕に知らせてくれる人(シャロン・オズボーンのこと)だった。
彼女はがっかりした様子ではなかったけど、僕は“決まったわけじゃないんだ”とは感じていた。
その後、しばらく経っても何の連絡もないので、何も起こっていないと思っていた。でも、以前にオーディションを受けたギタリストのジョー・ホームズが採用されたことを知ったんだ。彼はザック・ワイルドがテストを受けた時の候補者だった。
僕はスタンスやギターを下げることについて微妙なメッセージも受け取っていた。そして、“ああ...”と気付いた。彼らはザックにとても慣れていた。最初は、僕をザックに近づけようとしていたんだと思う。もちろん、彼女に聞いてみないとわからないけど。
でも、僕が思うに、誰か有名な人やギターヒーローになるような人ではなく、演奏は上手いけど裏方に回るような人を選んだ方がいいんじゃないかと考えたんだと思う。僕はそうすることに満足していなかっただろうね」