マーク・アーモンド(Marc Almond)と
デイヴ・ボール(Dave Ball)によるシンセポップ・デュオ、
ソフト・セル(Soft Cell)。2018年9月のファイナル・コンサートを最後に活動を終えると宣言していた彼らですが、活動を再開し、現在、新しいアルバムを準備中のようです。スタジオ・アルバムのリリースは2002年の『Cruelty Without Beauty』以来、新曲リリースは2018年のシングル「Northern Lights」以来です。
ソフト・セルはデュオのFacebookページに、カセット・テープのディスコグラフィーの写真とともに「この素晴らしいカセットコレクションに、もうすぐ何かが加わるかもしれません...」と書いています。トラックリスト、タイトル、リリース日などの詳細は発表されていません。
デイヴ・ボールは英Daily Star紙の新しいインタビューの中で、新作についてこう話しています
「O2ショー(英ロンドンのThe O2で行ったファイナル・コンサート)の前に、マークと僕は約15年間会っていなかった。この数年間で、僕らは成熟した音を出すようになったんだ。新曲は相変わらずキャッチーだけど、もっと世界観があるんだ」
彼は続けて、彼らのサウンドはファンが期待するようなものとは少し違ってきていると言っています。「僕たちは、もう一つの“Tainted Love”を書こうとはしていない。そうすべきかもしれないけど。でも、60代の男2人が弾むような小さなポップナンバーを書こうとするのは不適切じゃないかな。だからといって僕たちが惨めになったわけではないし、ヘヴィなインダストリアルミュージックでもない。極めてミニマルで、メロディックで、ベースが効いている曲が多いと思う」