Darryl Way (Image credit: Glass Onyon PR)
英プログレッシブ・ロック・バンド、
カーヴド・エア(Curved Air)のオリジナル・メンバーとして知られるヴァイオリン奏者の
ダリル・ウェイ(Darryl Way)。自身が書いたヴァイオリン協奏曲「The Elements」のミュージックビデオを公開。
以下はダリル・ウェイによる説明
「これは、今から20年以上前に私が書いて演奏したヴァイオリン協奏曲です。ヴィヴァルディの“四季”にインスパイアされて、同じように心を揺さぶられるような題材を探しました。最終的には、トルネードや洪水などの異常気象を題材にすることにしました。季節的な要素もあり、ドラマチックな可能性を秘めているからです。
コンチェルトは3つの楽章で構成されています。
1. Tornado (Allegro)
2. Drought (Adagio)
3. Flood (Moderato)」
ダリル・ウェイは新アルバム『Destinations 2』を海外で6月4日発売。リリース元はSpirit Of Unicorn Records。
2020年のインストゥルメンタル・アルバム『Destinations』の続編。ウェイは「前作と同様に、リスナーを遠い異国の地へと旅立たせることを目指している。これらの曲は心の旅であり、サンベイクド・メキシコからボヘミアン・ブダペストまで、それぞれ異なる場所の雰囲気と音楽を私が解釈したものです」と述べています。
「ほとんどがロックのフォーマットで構成されていて、ギターを弾くという私の新たな愛とヴァイオリンを弾くという私の継続的な愛によって作られている。そのため、曲自体は、ギターとヴァイオリンがその特定のスタイルの特徴であるジャンルに傾いている。音楽をもっと広がりを持たせたい時にはオーケストレーションをして作品に映画的な深みを与えている」
「この音楽は基本的にプログラム音楽なので、このアルバムのライナーノーツには曲の説明も含めました。ヴィヴァルディの「四季」やベルリオーズの「幻想交響曲」のように、作曲者の意図を知ることがリスナーの役に立つこともあります。とはいえ、リスナーが自分たちで音楽のストーリーを作ってくれるのも嬉しいですね」
以下は以前に公開された映像
アルバム収録曲をダイジェストで聴けるティーザー・ビデオ
「Ocean Blues」のミュージックビデオ