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デヴィッド・バーンがお気に入り曲を紹介するプレイリスト企画 4月はサルサ・レジェンド ジョニー・パチェーコ・トリビュート

2021/04/03 17:48掲載
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David Byrne
David Byrne
デヴィッド・バーン(David Byrne)がお気に入りの音楽を毎月テーマを決めて紹介するプレイリスト企画『David Byrne Presents』。4月は、サルサの国際的な普及に貢献したファニア・レコードの設立者のひとりで、今年2月に亡くなったジョニー・パチェーコ(Johnny Pacheco)に敬意を表したトリビュート。約2時間半の音源が公開されています。

デヴィッド・バーンは今回のプレイリストについて以下のようにコメントしています。

「The Silver Fox - 何十年にもわたってラテン音楽界を牽引したジョニー・パチェーコが亡くなった。彼は革新的な音楽家であり、ビジネスマンであり、コラボレーターだった。映画『サムシング・ワイルド』でセリア・クルスと一緒に作った“Loco de Amor”という曲で少しだけ一緒に仕事をしました。80年代、僕はいわゆるサルサ・ミュージックのファンになりました。サルサ・ミュージックとは、60年代と70年代にアップデートされたアフロ・キューバ音楽のことです。何が違うのかというと、パチェーコがジェリー・マスッチと立ち上げたレーベル“ファニア”が広めたサルサと呼ばれる音楽は、ニューヨークを非常に反映しているということです。アフロキューバのルーツよりもハードで、プエルトリコやドミニカ共和国、パナマなどのリズムも含まれていて、ニューヨークを構成するコミュニティを反映しているのです。パンクロックやヒップホップに負けず劣らず、ニューヨークの音(特にその時代)とも言えるでしょう。

このように、創造的な爆発の多くは70年代のニューヨークで起こったのですが、それはその後の数十年間にも響き渡り、大きな影響を与えました。このプレイリストには、サルサとファニアがなければ今の彼らはなかったであろうアーティストたちも含まれています」





[song list]

Quimbara Johnny Pacheco & Celia Cruz
La Murga Willie Colon, Hector Lavoe & Yomo Toro
Tumba Tumbador Tito Puente & Celia Cruz
Soy Willy Chirino
Pedro Navaja Willie Colon & Ruben Blades
Por Encima del Nivel Los Van Van
Visa Para un Sueno Juan Luis Guerra
Ojala Que Llueva Cafe Juan Luis Guerra
En El Tiempo Del Palladium Spanish Harlem Orchestra
Bacalao Con Pan Irakere
Majana Bloque
Yemaya Celia Cruz & La Sonora Matancera
Muevete Adrenalina Caribe
Contrabando Ruben Blades
Besito Pa Ti La Lupe
La Lucha La Excelencia
Abusadora Wilfrido Vargas
Lamento Borincano March Anthony
Vivir Mi Vida March Anthony
Desde Aqui iLe
Ne Ne Ne iLe
Me Vieron Cruzar Calle 13
Maria la O Fruko y Sus Tesos
Son Apretao Joe Arroyo
Volver a Verte Oscar D'Leon
Toro Mata Johnny Pachecho & Celia Cruz
Tengo el Idde Johnny Pachecho & Celia Cruz
Muchachita Sencilla Johnny Pachecho
Cucala Johnny Pachecho & Celia Cruz
Yerbero Moderno Johnny Pachecho & Celia Cruz
La Esncia Del Guaguanco Johnny Pachecho
Amanecer Guajiro Johnny Pachecho