John Lennon, Rick Nielsen, Eric Clapton (Image credit: Getty Images)
チープ・トリック(Cheap Trick)の
リック・ニールセン(Rick Nielsen)は、
ジョン・レノン(John Lennon)とのスタジオ・ワークの逸話を英Classic Rock誌の最新号で語っています。
リックとチープ・トリックのドラマーである
バン・E・カルロス(Bun E. Carlos)は、チープ・トリックの1977年デビューアルバムをプロデュースしたジャック・ダグラスに誘われて、ジャックが共同プロデューサーを務めたジョン・レノンのアルバム『Double Fantasy』のスタジオ・セッションに参加。1980年8月に「I'm Losing You」のレコーディングでジョンのバックを務めました。
リックは、この当時のことを英Classic Rock誌に話し、ジョンが自分の演奏に非常に感銘を受けていたと語っています。
ジョンは、リックのギター演奏は、
エリック・クラプトン(Eric Clapton)の「Cold Turkey」での貢献を上回るだろうと言って、彼を大いに賞賛したという。
「スタジオで演奏していたら、ジョンがジャック・ダグラスを見て“神様、Cold Turkeyにリックを参加させたかったよ”と言ったんだ。クラプトンは絶句した」
最終的には、チープ・トリックをバックにした「I'm Losing You」のヴァージョンは『Double Fantasy』には収録されませんでしたが、1998年のボックスセット『John Lennon Anthology』でリリースされています。