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ジョー・サトリアーニ、ディープ・パープルからのオファーを最初は拒否 「二度と電話してくるな」と激怒

2021/03/22 18:37掲載
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Joe Satriani
Joe Satriani
ジョー・サトリアーニ(Joe Satriani)は、1993年にディープ・パープル(Deep Purple)からリッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)が脱退した際、サポート・メンバーとしてその後のツアーに参加しましたが、最初にオファーを受けた時は「リッチーのファンだったので、そんなことを言われるのは気分が悪かった」そうで、マネージャーからの電話を「二度と電話してくるな」と怒って切ったそうです。当時のことをサイトUltimate Classic Rockで語っています。

サトリアーニは、1993年にマネージャーから電話を受け、ディープ・パープルのリッチー・ブラックモアの後任にならないかと誘われたとき、「僕はリッチー・ブラックモアのファンだったので、そんなことを言われるのは気分が悪かった。リッチー・ブラックモアの代わりは誰にもできない」と考えたそうで、彼は「携帯電話が普及する前の時代。電話を切る前に“二度と電話してくるな”と言ったことを覚えています」と述べています。

その後、「その30分後に(彼のマネージャーに)電話をかけ直して“おい、あいつらにまだ断ってないのか?”というと、彼は“いや、君の気が変わるだろうと思っていたから”」。

サトリアーニは、伝説的な人物の後任を務めることは困難であり、厳しい目で見られることを承知していました。なので、このオファーを受けたときの最初の反応について、サトリアーニは「ちょっとこわばって、“そんなことはしたくない”と思ったんだ」と述べています。しかし、サトリアーニは象徴的なバンドの一員となるチャンスについて「少し考えなければならないアイデアの一つだ。これは完全に常識から外れているけど、レガシーを讃え続ける方法かもしれないし、何かを学べるかもしれない、と思った」と述べています。

ギタリストは、さまざまな不安を乗り越えて、1993年から94年にかけてのディープ・パープルのツアーに参加しました。「最終的には“勇気を持ってやろう。ツアーに出て、何が起こるか見てみよう "と思うようになったんだ」と述べています