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4ADの40周年記念盤、現所属アーティストが同レーベルの過去の名曲をカヴァー 新たな5曲公開

2021/03/17 14:32掲載(Last Update:2021/03/18 00:56)
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VA / Bills & Aches & Blues
VA / Bills & Aches & Blues
英インディーレコードレーベルの4ADは創立40周年を記念して、現在所属するアーティストたちが同レーベルの過去の名曲をカヴァーするメモリアル・アルバム『Bills & Aches & Blues』をリリースします。このアルバムから新たに5曲が公開されています。

今回公開されたのは以下の5曲

Tune-Yards / Cannonball (The Breeders)
Efterklang / Postal (Piano Magic)
Spencer. / Genesis (Grimes)
Helado Negro / Futurism (Deerhunter)
Bing & Ruth / Gigantic (Pixies)



アルバムは4月2日にデジタルでリリースされ、7月23日にはCDとアナログレコードが、また今年後半にはデラックス・アナログレコード・ボックスセットがリリースされます。日本盤CDにはボーナス・トラックを追加収録予定。

以下リリース決定時のインフォメーションより

本さくはレーベルに所属する現役アーティスト18組が過去40年の間に残されたカタログから好きな楽曲を選び、カヴァーすることによって新たな息吹をもたらすというコンセプトのもと制作された。往年のファンであれば気付くとおり、コクトー・ツインズの名曲「Cherry-Coloured Funk」の歌詞を冠した今回のコンピレーション作品の18曲には、アーティストと楽曲の間に素晴らしいケミストリーが宿っている。最も初期の楽曲は、U.S. ガールズが選んだ1981年のザ・バースデー・パーティーの「Junkyard」であり、最も新しいものは2012年のグライムスの2曲をスペンサーとドライ・クリーニングがそれぞれカヴァー。ビッグ・シーフ、ブラッドフォード・コックス、チューン・ヤーズと現在の看板アーティストたちは揃って〈4AD〉の過去と現在の架け橋となっているブリーダーズをカヴァーし、ディス・モータル・コイルによるティム・バックリーの「Song To The Siren」の伝説的なカヴァー(バックリーの『Starsailor』以前のアコースティック・ヴァージョン)の遺伝子はソンへと見事に受け継がれている。さらに新たに契約したこれからのリリースが待たれるエラード・ネグロ、マリア・サマーヴィル、ベッキー・アンド・ザ・バーズがレーベルのディープな歴史を掘り起こし、ピクシーズのクラシック「Gigantic」はビング・アンド・ルースによってラディカルなピアノ・インスト・ヴァージョンへと変貌。〈4AD〉のレーベル名の由来でもある「FORWARD=FWD=4AD=前進」をまさに体現したクリエイティヴなメモリアル・アルバムがここに誕生した。

本作の最初の12ヶ月間の収益は、芸術や音楽を学ぶことができない地域や学校の子供たちのためにある、ロサンゼルスを拠点とする放課後プログラム「The Harmony Project」に寄付される。


以下は以前に公開された音源



■『Bills & Aches & Blues』

01 Tkay Maidza: “Where Is My Mind?” (Pixies cover)
02 U.S. Girls: “Junkyard” (The Birthday Party cover)
03 Aldous Harding: “Revival” (Deerhunter cover)
04 The Breeders: “Dirt Eaters” (His Name Is Alive cover)
05 Maria Somerville: “Seabird” (Air Miami cover)
06 Tune-Yards: “Cannonball” (The Breeders cover)
07 Spencer.: “Genesis” (Grimes cover)
08 Helado Negro: “Futurism” (Deerhunter cover)
09 Efterklang: “Postal” (Piano Magic cover)
10 Bing & Ruth: “Gigantic” (Pixies cover)
11 Future Islands: “The Moon Is Blue” (Colourbox cover)
12 Jenny Hval: “Sunbathing” (Lush cover)
13 Dry Cleaning: “Oblivion” (Grimes cover)
14 Bradford Cox: “Mountain Battles” (The Breeders cover)
15 SOHN: “Song to the Siren” (Tim Buckley cover)
16 Becky and the Birds: “The Wolves (Act I and II)” (Bon Iver cover)
17 Ex:Re: “Misery Is a Butterfly” (Blonde Redhead cover)
18 Big Thief: “Off You” (The Breeders cover)

19. Maria Somerville - Kinky Love ( Pale Saints )*Bonus Track for Japan