レゲエのレジェンド　バニー・ウェイラー死去、ザ・ウェイラーズのオリジナル・メンバー

レゲエのレジェンド、バニー・ウェイラー（Bunny Wailer）が3月2日の朝、ジャマイカのキングストンで死去。彼のマネージャーは亡くなったことを認めています。死因は明らかにされていませんが、ウェイラーは2020年7月に脳卒中を起こして入院していました。73歳でした。ウェイラーはボブ・マーリー（Bob Marley）やピーター・トッシュ（Peter Tosh）らと結成したザ・ウェイラーズ（The Wailers）の最後の生き残りのオリジナル・メンバーでした。

バニー・ウェイラーは1947年ジャマイカのキングストン生まれ。本名はネヴィル・オライリー・リヴィングストン（Neville O'Reilly Livingston）。

ボブ・マーリーとは二人が子供の頃に出会った。その後、ジョー・ヒッグスの指導を受けていた時、2人はピーター・トッシュと出会う。この3人は、ジョー・ヒッグスの紹介によってビヴァリー・ケルソー、チェリー・スミス、ジュニア・ブレスウェイトに出会い、ザ・ウェイラーズを結成する。

ウェイラーはドラムを演奏し、『Catch a Fire』や『Burnin' 』のようなクラシックなウェイラーズのアルバムで歌った。その後まもなく、彼はソロ・キャリアを追求するためにグループを脱退し、1976年にソロ・デビュー・アルバム『Blackheart Man』を発表した。

90年代、ウェイラーはレゲエ・グラミー賞を3度受賞した。2012年には、彼は「傑出した才能を持つジャマイカ市民」に与えられるジャマイカ勲章を受章した。