Poly Styrene: I Am a Cliche
英パンク・バンド、
Xレイ・スペックス(X-Ray Spex)の女性ヴォーカリスト、
ポーリー・スタイレン(Poly Styrene/2011年死去)のドキュメンタリー映画『Poly Styrene: I Am a Cliche』が完成。3月5日に英国で公開され、また北米ではオンラインSXSW映画祭の一環として公開されます。新しいトレーラー映像あり。
このドキュメンタリーはもともと、デビュー・アルバム『Germfree Adolescents』(1978年)の発売40周年にあわせて2018年に公開予定でした。2017年には、作品を完成させるためにクラウドファンディングサイトのIndiegogoにて資金調達キャンペーンが行われていました。キャンペーンの成功から4年後、ついに完成させています。
出演はネナ・チェリー、キャスリーン・ハンナ、ヴィヴィアン・ウエストウッド、サーストン・ムーア、ドン・レッツほか。
作品の概要は次のとおり。
「ポーリー・スタイレンは、英国で初めて成功したロックバンドのフロントを務めた有色人種の女性です。彼女は、型にはまらない声で、アイデンティティ、消費主義、ポストモダニズム、そして1970年代後半のイギリスで展開されていたすべてのことを、稀有な冷静さをもって歌い上げ、世界に新しい反逆のサウンドを紹介しました。Xレイ・スペックスのフロントウーマンとして、このアングロ・ソマリのパンク・ミュージシャンは、ライオット・ガールやアフロパンク・ムーブメントの重要なインスピレーションともなった。
このドキュメンタリーは、アカデミー賞ノミネートのルース・ネッガがナレーションを付けた、未公開のアーカイブ資料と珍しい日記を特集しています。ポーリーの娘セレステが母親の未公開の芸術的アーカイブを調べ、3大陸を旅しながら、アイコンとしてのポーリーと、母親としてのポーリーについて、より理解を深めていく姿を追っています」
トレーラー映像