喜劇王チャップリンの『チャップリンの殺人狂時代』『ライムライト』がNHK BSプレミアムで3月放送。チャップリンが裕福な女性を次々殺害する紳士を演じたブラック・コメディー『チャップリンの殺人狂時代』は17日(水)、チャップリンがアメリカで製作した最後の作品となった感動の名作『ライムライト』は24日(水)放送
■『チャップリンの殺人狂時代』
NHK BSプレミアム 3月17日(水)午後1時00分〜3時05分
喜劇王チャップリンが、裕福な女性を次々殺害する紳士を演じたブラック・コメディー。実直な銀行員だったヴェルドゥは、虫も殺せない男だったが、大恐慌の影響で解雇され、金持ちの女性に言葉巧みに近づいて殺害し、奪った金で家族を養っていた。フランス各地で相次ぐ女性の失踪に、警察は連続殺人事件として捜査を進めるが…。オーソン・ウェルズの原案をもとに、チャップリンが鋭い社会風刺とヒューマニズムを描いた名作。
【製作・監督・脚本・音楽】チャールズ・チャップリン
【原案】オーソン・ウェルズ
【撮影】ローランド・トザロー
【出演】チャールズ・チャップリン、マディー・コレル、アリソン・ロダン ほか
製作国:アメリカ
製作年:1947
原題:MONSIEUR VERDOUX
備考:英語/字幕スーパー/白黒/スタンダード・サイズ
・・・・・・・・・・・・・・
■『ライムライト』
NHK BSプレミアム 3月24日(水)午後1時00分〜3時18分
喜劇王チャップリンが、アメリカで製作した最後の作品となった感動の名作。舞台はロンドン。孤独で落ち目の老いたコメディアン・カルベロは、脚を痛め自殺を図った若きバレリーナ・テリーの命を救う。カルベロはテリーを勇気づけ、復帰に尽くそうとするが…。可れんなヒロインを演じるのはクレア・ブルーム、同時代のもう一人の喜劇王バスター・キートンとの初共演も話題となり、美しい旋律の音楽はアカデミー作曲賞を受賞した。
【製作・監督・脚本・音楽】チャールズ・チャップリン
【撮影】カール・ストラス
【出演】チャールズ・チャップリン、クレア・ブルーム、バスター・キートン、シドニー・チャップリン ほか
製作国:アメリカ
製作年:1952
原題:LIMELIGHT
備考:英語/字幕スーパー/白黒/スタンダード・サイズ