Gary Clark Jr. and Arthur "Big Boy" Crudup
サイトDeadlineによると、
エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の新たな伝記映画に、ブルース・ロック・ギタリスト/シンガーソングライターの
ゲイリー・クラーク・Jr(Gary Clark Jr.)が出演決定。ゲイリーは、デルタ・ブルースのシンガーソングライターである
アーサー・"ビッグ・ボーイ"・クルーダップ(Arthur "Big Boy" Crudup)を演じます。またグラミー賞にノミネートされたこともあるシンガーソングライターのヨーラ(Yola)が
シスター・ロゼッタ・サープ(Sister Rosetta Tharpe)を演じることも発表されています。
まだタイトルや公開時期も発表されていませんが、この映画は、マネジャーを長年務め、エルヴィスを大スターに育て上げたトム・パーカー大佐との関係を描いた作品。アメリカの文化的景観の変化と無垢さの喪失を背景に、エルヴィスが名声を得てから前人未到のスターの座に至るまでの20年以上にわたる、エルヴィスと謎に包まれたトム・パーカーとの複雑な関係を掘り下げています。
エルヴィス役は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などのオースティン・バトラーで、大佐役はトム・ハンクス。エルヴィスの人生で最も重要で影響力のある人物の一人であるプリシラ・プレスリー役はオリビア・デジョンジ、B.B.キング役はケルヴィン・ハリソン・Jrが務めます。
監督は『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』などのバズ・ラーマン。脚本は『華麗なるギャツビー』や『ムーラン・ルージュ』に引き続きラーマン監督とクレイグ・ピアースが担当しています。
この映画は、トム・ハンクスが2020年3月に新型コロナウイルスでダウンし、半年間の製作中断を余儀なくされた後、同年9月に撮影を再開しています。