Clark, photo by Eva Vermandel
英エレクトロニック・ミュージシャン/プロデューサー、
クラーク(Clark)が新アルバム『Playground in a Lake』を海外で3月26日発売。リリース元はドイツ・グラモフォン。
このアルバムには、ストリングス・アンサンブル、チェロを演奏するオリヴァー・コーツ、クラリネットを演奏するグリズリー・ベアのクリス・テイラーが参加しています。
クラークは新しいアルバムについての声明で以下のように語っています。
「ずっとストリングスで録音したいと思っていましたが、クラシック音楽には重荷があると感じていました。楽譜の読み書きを独学で学んだとしても、そのジャンルや他のジャンルを何の苦労もなく得ているわけではないんだ。僕は、狭い範囲の楽器を“本物のもの”と見なし、他の全てを無価値な商業ポップスと見なしたりする、制度化された集団の出身ではありません。僕はその世界から自分が賞賛するものを取り出して、次に進みます。僕はそれを別の色として使っているだけなんだ」
「だから、スコット・ウォーカーのレコードのように、対照的な要素の中に自分の好きなタイプのストリングスアレンジが存在するようなものについて考え始めました。それからこのアルバムでは70年代の重厚なシンセスタイルも取り入れて、ダーク・フォーク的なところからアプローチを始めました。それから、ミュジーク・コンクレート (※音響・録音技術を使った電子音楽の一種)の即興演奏や僕の好きなモダン・クラシックやサウンド・デザインへのこだわりが出てきた」
このアルバムから新曲「Small」が聴けます。
またトレーラー映像が公開されています