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YMO 完全ヒストリー本『YMO1978-2043』3月発売

2021/01/25 14:56掲載(Last Update:2021/01/28 17:43)
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YMO1978-2043
YMO1978-2043
YMO 完全ヒストリー本『YMO1978-2043』がKADOKAWAから3月12日発売予定。YMOが結成された1978年から"散開"した1983年直後までを第1部、再生を果たした1992年から2020年までを第2部としたYMO完全ヒストリー。貴重な写真も掲載。

一部ショップでは小冊子「YMO全トラックリスト」が特典として付きます。これは、YMOが発表した全バージョン/ミックスを網羅した全トラックリスト。1978年のデビューから現在に至るまで全ての曲を収録しています。

以下プレスリリースより

株式会社KADOKAWAは、3月12日(予定)に、ライター吉村栄一氏によるYMO完全ヒストリー本を発刊します。

ファン必携のYMO完全ヒストリー。YMOが結成された1978年から“散開”した1983年直後までを第1部、再生を果たした1992年から2020年までを第2部とする本書は、300p超え2段組で構成。口絵(4色・16p)ではセレクトした貴重な写真も掲載します。第1部、第2部ともいままで知られていなかった新事実も満載。タイトルにある「2043」の意味するところは、ぜひ本書の中で確認してください。





現在、Amazon、タワーレコード、HMV&BOOKS、ディスクユニオンで、小冊子「YMO全トラックリスト2021」の特典付きでの予約を受け付けています(Amazon版のみ限定表紙付き。それ以外は表紙なしの冊子)。これは、YMOが発表した全バージョン/ミックスを網羅した全トラックリスト。1978年のデビューから現在に至るまで全ての曲を収録しています。


※Amazon限定版表紙


※サンプル誌面は実際の商品内容と異なる場合があります。

YMOのメンバーにとっては引き続き激動の年となる2021年に刊行する本書をぜひよろしくお願いいたします。
■『YMO1978-2043』
吉村栄一
定価:(本体3,600円+税)
発売日:2021年03月12日予定
判型:A5判
320p(口絵4色=16p/1色=304p)
ISBN:978-4-04-109838-7

<予定内容>

ファン必携。YMO1978-2043。2043年の秘密は本書の中に。
YMOの完全ヒストリー。
YMOが結成された1978年から"散開"した1983年直後までを第1部、再生を果たした1992年から2020年までを第2部とし、300p超え、2段組で綴る。貴重な写真も掲載。

本書はYMOが結成された1978年から"散開"した1983年直後までを第1部、再生を果たした1992年から2020年までを第2部としている。

第1部では、当時の国内外の資料をあらためて精査した上で、多くの関係の方々を取材して得た証言から構成している。
1970年代末から1980年代初頭にYMOという稀有な存在がどう誕生し、なぜ成立したのかが浮き彫りになるように努めた。都市に暮らす10代で、遠い外部から憧憬の眼差しで見つめたかつてのYMOの姿をいまあらためて凝視しているとも言える。

第2部の1990年代から現在までは、幸いにも取材者としてYMOとそのメンバーたちに接することが多く、そのときに得た本人たちの証言や感慨を原稿に多く組み入れた。内部ではないが、そこに近い視点からYMOの新しい歴史を追ったつもりだ。
(「はじめに」より)

<目次>

はじめに
■第1部 1978〜1983
第1章 『イエロー・マジック・オーケストラ』 その誕生の背景にあったもの、変転していく運命
第2章 イエロー・マジック・オーケストラ、ついに世界へ
第3章 イエロー・マジック・オーケストラの新しいステージ『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』
第4章 初のワールド・ツアーと人造美のライヴ・アルバム『パブリック・プレッシャー』
第5章 スネークマンショーとのコラボレーションが生んだYMOの異色作『増殖』
第6章 ワールド・ツアー『FROM TOKIO TO TOKYO』
第7章 YMOの転機となった、世界との連帯をしめすバック・グラウンド・ミュージック『BGM』
第8章 世界に衝撃を与えたYMO、渾身のアルバム『テクノデリック』
第9章 1981年冬に投影されたYMOの陰影『ウィンター・ライヴ』
第10章 YMOの有終を飾る、キュートなひととき『浮気なぼくら』
第11章 散開! ファンに贈るYMOならではな特別大『サーヴィス』
第12章 YMOの歴史を凝縮した豪華絢爛の散開ツアーと『アフター・サーヴィス』
第13章 「ビハインド・ザ・マスク」の軌跡
第1部の終わりに
■第2部 1992〜2020
第1章 『テクノドン』の目覚め
第2章 ライヴ・アット・TOKIOドーム
第3章 20世紀の終わりに 〜奇貨としてのスケッチ・ショウとHAS
第4章 YMO環境21世紀
第5章 実質的な再々結成。「ライディーン79/07」
第6章 YMOと社会活動
第7章 28年ぶりのヨーロッパ・ツアーとワールド・ハピネスの誕生
第8章 2009年、YMOの復活
第9章 YMOがハピネスでいられた2010年
第10章 東日本大震災とYMO。そして31年ぶりのアメリカ・ツアー
第11章 2012年、還暦とNO NUKESの夏
第12章 結成35周年の年にYMOが残した余韻
第13章 POST YMO 2014-2019
第14章 イエロー・マジック・チルドレンという風景
第15章(終章) 2020年、パンデミックの社会で
第2部の終わりに
YMO作品リスト
引用発言出典一覧
YMO年譜
おわりに

<著者プロフィール>
吉村栄一(よしむら えいいち)
1966年福井市生まれ。月刊誌『広告批評』(マドラ出版)編集者を経てフリーランスの編集者、ライター、コピーライターに。これまでの編著書に『風雲巨人軍』(日本テレビ放送網)、『YMO究極ヴィジュアルデータ ピリオド』『YMO東京ドーム写真集 テクノドン ウェイクアップ』(いずれも徳間書店)、『いまだから読みたい本-3.11後の日本』(小学館)、『40 ymo 1979-2019』(KADOKAWA)など。構成を手掛けた本も『これ、なんですか? スネークマンショー』『鈴井貴之編集長 大泉洋』、『野人伝 岡野雅行』(いずれも新潮社)、『戦場のメリークリスマス 30年目の真実』(東京ニュース通信社)、『龍一語彙 二〇一一‐二〇一七年』(KADOKAWA)など多数。単著書として『評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン)』(DU BOOKS)がある。