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NHK-BS1『BS世界のドキュメンタリー選“サイドマン〜ビートルズに愛された男〜”』 11/28、29放送

2012/11/28 15:34掲載
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NHK-BS1で『BS世界のドキュメンタリー選“サイドマン〜ビートルズに愛された男〜”』が放送。11月28日(水)29日(木)の2日にわたってアンコール放送されます(初回放送:2010年1月)。いずれも21時から。


●『BS世界のドキュメンタリー選“サイドマン〜ビートルズに愛された男〜”』<字幕スーパー>
(前編) NHK-BS1 11月28日(水)後9:00〜9:42
(後編) NHK-BS1 11月29日(木)後9:00〜9:46

ビートルズのメンバーと一番親しいミュージシャンと言われたベーシスト、クラウス・フォアマン。初期のビートルズがハンブルクで活動していた時、観客として、そして友人としていつもそばにいた人物だ。その後、ロンドンに渡りジョン、リンゴ、ジョージのソロアルバムに参加。またデザイナーとして「リボルバー」のジャケットデザインも手がけた。
そんなクラウスが、70歳の節目にアルバム制作を決意。番組では、旧友と久しぶりのセッションを重ねていく過程を追いながら、クラウスとビートルズとの人間的、音楽的な関わりを振り返る。ポール、リンゴ、カーリー・サイモン、ジョー・ウォルシュ(元イーグルス)、ジョージ・ハリソン夫人や元モデルのツィッギーらが次々と登場する。

★前編
前編では、レコーディングのために駆けつけたリンゴをはじめとした旧友ミュージシャンたちとの演奏やアルバムジャケットをデザインすることになったきっかけなどの思い出とともに、1960年代初めのドイツのハンブルグでのクラウスとビートルズの出会いなどが描かれる。クラウスは、初めてビートルズの演奏を聴いたときから彼らの音楽に夢中になったと語り、一方、ポールたちも当時 美術の専門学校に通っていたクラウスの芸術家風ファッションに憧れたという。その後もビートルズのメンバーは、レコーディングなどの忙しいスケジュールの合間を縫ってクラウスとの交流を続けた。
やがて、商業デザイナーとなったクラウスはロンドンに移り、ジョージやリンゴと同居するようになる。商業デザイナーとしてのクラウスはヴォーグ誌のためにモデルのツィッギーと仕事をするなどの活躍をするが、ベーシストとしても引く手あまたとなり、ロックバンド「マンフレッド・マン」で多くのヒット曲に携わる。(初回放送:2010年1月2日)

★後編
後編では、クラウスがアメリカに渡り、ジョンの「ザ・プラスティック・オノ・バンド」や「イマジン」、ジョージ、リンゴのソロアルバムに参加した際の、彼らとのミュージシャンとして、さらには友人としてのプライベートな関係などにスポットを当てる。また、クラウスと音楽活動をともにした音楽プロデューサーのリチャード・ペリーやシンガーソングライターのカーリー・サイモンなどが、クラウスとのレコーディングのエピソードやベーシストとしての彼の才能とその音楽性について語る。
その後、クラウスはアメリカの音楽業界の金や酒、薬にまみれた状態に嫌気がさし、ドイツに戻る決心をする。ドイツでは、乞われていくつかのバンドのプロデュースを手がけるが、音楽活動よりも家族との生活を最優先する数年間を過ごす中、やがて再び絵を描くことへの熱意がよみがえり、ビートルズと過ごした日々を描くようになった。70歳となり、クラウスはこれまでの人生を振り返りつつ、今までどおりの自然体で流れのままに生きていきたいと静かに語る。(初回放送:2010年1月2日)


http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/100102a.html