英国人男性、酔った勢いで自分の名前を「セリーヌ・ディオン」に正式に改名

ニューヨーク・ポスト紙によると、30歳の英国人男性は、酔った勢いで自分の名前を「セリーヌ・ディオン」に正式に改名。男性はセリーヌ・ディオン（Céline Dion）の熱心なファンという。彼は改名の手続きをしたことをまったく覚えてなく、「氏名変更証書」が届いて、その事実を知ったと述べています。

この男性の出生名はトーマス・ドッド。彼は、パンデミックの大部分を自宅でコンサートを見て過ごしたそうで、クリスマスイブには、友人から貰ったシャンパンを飲みながらテレビでセリーヌ・ディオンのコンサートを見ていました。その時にこのアイデアを思いついたとニューヨーク・ポスト紙に語っています。

彼は、コンサートを楽しんでいる間に、89ポンド（約12500円）を払い、オンライン経由で自分の名前を改名する手続きをしたという。ただし、詳細は少しあいまいです。

「正直に言うと、それをしたことを覚えていません！」「コンサートを見ていたのは覚えていて、かなり酔っていたのも覚えています」と彼は語っています。

数日後、彼はイギリスのスタッフォードシャーでホスピタリティマネージャーの仕事から帰宅すると、彼宛ての書類が入った封筒を届いていました。

「その封筒を見つけるまで、自分がそれをしたことに気づいていませんでした」「最初は、信じられなかったので座り込んでしまった。そのあと、銀行をチェックして、すべてを確認しました」「彼女を愛していたから、納得して、すぐにサインをしました」と彼は語っています。

彼は先週末に、自身のツイッターの名前を「セリーヌ・ディオン」に変更して「氏名変更証書」の画像を共有し始めると、瞬く間に話題に。

彼は「受信トレイはセリーヌ・ディオンのファンでいっぱいで、ビデオメッセージを録音してくれとの依頼がいっぱいある！」と述べ、彼は「僕は小さな村に引っ越したばかりで、多くの人とまだ話をしていません」「僕が彼らに新しい名前を言うと、大変な騒ぎになるかも」と話しています。

しかし、この変更を最初、快く思っていなかった人が一人いました。彼の母親でした。彼は「母は最初はあまり喜んでいなかったけど、今では笑ってくれているよ」と話しています。

彼は、少なくとも今のところは、出生名に戻らずに、このままで生活を続けるという。

彼は、セリーヌ・ディオンと会うことを望んでいると述べ、それが起こり得るかどうかを確認するために英国のラジオ局と協力しています。ニューヨーク・ポスト紙がセリーヌ・ディオンの代理人にコメントを求めましたが、返答はありませんでした

Tier 4 is the least of my worries - I’ve just got home to some post. Apparently at some point over Christmas I’ve had one too many vinos and legally changed my name to Celine Dion! pic.twitter.com/ZchXWiqhUw

— Celine Dion (@ThomasDodd1) December 30, 2020

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