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『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』発売

2020/12/14 14:35掲載
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調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝
調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝
『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』がリトル・モアから2021年1月28日発売予定。インタビュー40時間超。日本音楽史のあらゆる局面で、欠かすことのできない最重要人物・近田春夫による貴重な証言の数々。
■『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』

著者:近田春夫
構成:下井草秀

デザイン:前田晃伸 黒木晃
装画:Dafen Village Online.com

定価:本体価格2800円+税
ISBN 978-4-89815-536-3

2021/1/28発行予定
仕様[四六判/368ページ/並製]

<内容>
日本音楽・芸能史第一級資料にして
「恥ずかしくない大人」でいるための虎の巻

生誕70年、音楽生活50年。
日本のロック草創期に立ち会い、パンクを輸入し、ヒップホップを世に問い、トランスに狂喜し、CM音楽を星の数ほど量産する……

インタビュー40時間超!
日本音楽史のあらゆる局面で、欠かすことのできない最重要人物による貴重な証言の数々


◎豪華描画陣による肖像画掲載→
秋元康/浅野忠信/安齋肇/石野卓球/内田玄兎(本木雅弘 次男)/内田春菊/江口寿史/大竹伸朗/桐島かれん/クリス・ペプラー/こぐれひでこ/清水ミチコ/末井昭/杉作J太郎/高木完/手塚眞/根本敬/ピストン西沢/横山剣/リリー・フランキー/渡辺和博(五十音順、敬称略)
◎登場人物+バンド=約880!(索引有)
◎ボーナストラックとして近田春夫による筒美京平論所収


「ただでさえ、放っとけば人間というのは小さくなる。
 だからこそ、打って出るという行為には重要性がある。」(本文より)


[著者プロフィール]
・近田春夫(ちかだはるお)
慶応義塾大学在学中から、内田裕也のバックバンドでキーボード奏者として活躍。1972年に「近田春夫&ハルヲフォン」を結成。音楽活動と並行して、78年から84年にかけて、雑誌「POPEYE」に伝説的なコラム「THE歌謡曲」を連載。78年には早すぎた歌謡曲カバーアルバム『電撃的東京』をリリース。79年には、アレンジ・演奏に結成直後のイエロー・マジック・オーケストラを起用したソロ・アルバム『天然の美』をリリース。「エレクトリック・ラブ・ストーリー」、「ああ、レディハリケーン」では漫画家の楳図かずおを作詞家として起用。81年には「近田春夫&ビブラトーンズ」を結成、アルバム1枚とミニアルバム1枚をリリース。85年からはファンクやラップに注目、President BPM名義で活動。自身のレーベルBPMを率いて、タイニー・バンクスらと日本語ラップのパイオニアとも言える活動を行う。87年には「バンド形式によるヒップホップ」というコンセプトでビブラストーンを結成。現在は元ハルヲフォンのメンバー3人による新バンド「申請中」や、OMBとのユニットである「LUNASAN」でも活動。そして、18年10月31日にソロ名義としては38年ぶりとなるアルバム『超冗談だから』をリリース。文筆家としても、週刊文春で名物コラム「考えるヒット」で知られ、19年1月からは「ミュージック・マガジン」で「近田春夫の帯に短し襷に長し」を連載開始。19年には最新ベストアルバム『近田春夫ベスト〜世界で一番いけない男』をリリース。また、自身のYouTubeアカウントから「コロナ三密音頭」「オリパラ音頭」「PANDEMIC〜Who is criminal?」を発表するなど、旺盛な活動を続けている。

・下井草秀(しもいぐさしゅう)
1971年宮城生まれ。エディター/ライター。音楽、映画、書籍といったカルチャーに関する記事を「TV Bros.」「本の雑誌」などに寄稿。また、照山紅葉(秦野邦彦)との「ダミー&オスカー」、川勝正幸との「文化デリック」としてユニット単位でも活動する。これまでに構成・執筆を手がけた単行本に、細野晴臣・星野源『地平線の相談』(文藝春秋)、横山剣『僕の好きな車』(立東舎)、『ジェームズ藤木 自伝』(シンコーミュージック・エンタテイメント)などがある。