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ビージーズのバリー・ギブ、ビージーズ名曲の再録アルバム『Greenfields』から「Butterfly」公開

2020/12/11 14:50掲載(Last Update:2020/12/18 14:28)
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Barry Gibb
Barry Gibb
ビージーズ(Bee Gees)バリー・ギブ(Barry Gibb)は、ビージーズ名曲の再録アルバム『Greenfields: The Gibb Brothers Songbook, Vol.1』から、デヴィッド・ローリングスとギリアン・ウェルチ(Gillian Welch)をフィーチャーした「Butterfly (ft. David Rawlings, Gillian Welch)」を公開



アルバムは2021年1月8日発売。リリース元はCapitol/ユニバーサルミュージック。

ソロ・アルバムのリリースは2016年の『In the Now』以来。

デイヴ・コブがプロデュースした新作は、ビージーズの名曲を、カントリー音楽を中心としたゲスト・ミュージシャンとともに再レコーディングした作品。

ドリー・パートンとは「Words」、シェリル・クロウとは「How Can You Mend a Broken Heart」、オリビア・ニュートン・ジョンとは「Rest Your Love On Me」、ブランディ・カーライルとは「Run to Me」、キース・アーバンとは「I’ve Gotta Get a Message to You」、アリソン・クラウスとは「Too Much Heaven」。ライヴァル・サンズのジェイ・ブキャナンとミランダ・ランバートとは「Jive Talkin’」をそれぞれ再録音しています。

以下、日本盤リリース決定時のインフォメーションより

ビー・ジーズのバリー・ギブが、2021年1月8日に『グリーンフィールズ:ザ・ギブ・ブラザーズ・ソングブック Vol. 1』をリリースする。

ブルーグラス・ミュージックとカントリー・ミュージックを生涯愛してきたバリー・ギブは、敬愛するアーティストたちと共演するというプロジェクトを長年夢見てきた。クリス・ステイプルトン、ジェイソン・イズベル、ブランディ・カーライルの作品でグラミー賞受賞歴のあるプロデューサーのデイヴ・コブの協力により、その夢が実現した。アルバムではギブ・ブラザーズの珠玉の12曲が、アリソン・クラウス、ブランディ・カーライル、デヴィッド・ローリングス、ドリー・パートン、ギリアン・ウェルチ、ジェイソン・イズベル、ジェイ・ブキャナン、キース・アーバン、リトル・ビッグ・タウン、ミランダ・ランバート、オリビア・ニュートン・ジョン、シェリル・クロウ、トミー・エマニュエルとのコラボレーションにより、新たに生まれ変わっている。
アルバム・リリースに先駆け、ジェイソン・イズベルをフィーチャーした「ワーズ・オブ・ア・フール」がリリースされている。

このアルバム制作経験について、バリー・ギブはこう語っている。
「ナッシュビルのRCAスタジオ(まさにこの場所で、エルヴィス・プレスリー、ウィリー・ネルソン、ウェイロン・ジェニングス、ロイ・オービソン、エヴァリー・ブラザーズ、その他多くの伝説的なアーティストたちがその魔法を形にしてきた)に初めて入った日から、このアルバムはひとりでに命を持ち始めた。デイヴ・コブを初め、スタジオに立ち寄ってくれたすべてのアーティストたちと共に仕事をする機会を得られたことに、これ以上ないほど感謝している。誰もが自分の時間と才能を本当に惜しみなく発揮してくれた。言葉では言い表せないほどの刺激を与えてもらった。モーリスとロビンも、それぞれ別の観点からこのアルバムを気に入ってくれるだろうと心の底から感じている。3人で一緒にこのアルバムを作れたらよかったのだが……それでも、心の中では一緒だったと思っている」

デイヴ・コブが語る。
「自分のヒーローのひとりと仕事ができたことは、本当に名誉なことだった。ビー・ジーズのファースト・アルバムはずっと自分の音楽を形成する要素だったし、バリー・ギブの圧倒的な才能をスタジオで見届けられたなんて、現実とは思えないような体験だった――あらゆる時代を通じて最も偉大なアーティストのひとりなのだから!」

ジェイソン・イズベルが加えて言う。
「バリー・ギブは、ポップ・ミュージック史上、最も偉大なソングライターでありシンガーのひとりで、その美しい声と魔法のようなメロディーのセンスが健在なのは、とても喜ばしいことだ。今回のプロジェクトで彼と共演できたことは、自分のキャリアの中でも最高の名誉のひとつだ。彼は第一人者なのだから」

50年を超えるキャリアを誇るバリー・ギブは、ビー・ジーズの結成メンバーの1人であり、創作を主導していたバリーと兄弟のモーリスとロビンの3人は、ロックンロール史において最大の成功を収めたヴォーカル・グループのひとつと称され、現在までに2億枚を超えるアルバムを売上げている。グラミー賞は8回受賞、2003年には特別功労賞伝説賞、2015年には特別功労賞生涯業績賞を受賞している。1994年「ソングライターの殿堂」、1997年「ロックの殿堂」入り。2004年、バリーはビー・ジーズとしてイギリス最高の栄誉のひとつである大英帝国コマンダーの爵位を授与された。2018年には、音楽とチャリティーへの貢献によってチャールズ皇太子よりナイトの爵位を授与され、「サー・バリー・ギブ」と呼称されることとなった。

アメリカでは12月12日にHBOでビー・ジーズのドキュメンタリー『The Bee Gees: How Can You Mend A Broken Heart』が放送される。


以下は以前に公開された音源

ジェイソン・イズベルとのデュエット「Words of a Fool」。この「Words of a Fool」はもともと、バリー・ギブが1986年にリリースを計画していた未発表アルバム(タイトルは「Moonlight Madness」、または「Barry Gibb」)のために書かれた楽曲。このアルバムはリリースされませんでした。

■『Greenfields: The Gibb Brothers Songbook, Vol.1』

1. “I’ve Gotta Get a Message to You” with Keith Urban
2. “Words of a Fool” with Jason Isbell
3. “Run to Me” with Brandi Carlile
4. “Too Much Heaven” with Alison Krauss
5. “Lonely Days” with Little Big Town
6. “Words” with Dolly Parton
7. “Jive Talkin’” with Miranda Lambert, Jay Buchanan
8. “How Deep Is Your Love” with Tommy Emanuel, Little Big Town
9. “How Can You Mend a Broken Heart” with Sheryl Crow
10. “To Love Somebody” with Jay Buchanan
11. “Rest Your Love On Me” with Olivia Newton-John
12. “Butterfly” with Gillian Welch, David Rawlings