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スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ジミー・ヴォーンの故郷に2人を称えた記念碑建立

2020/12/08 17:08掲載
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We Are Music & Music Is Us - Photo by Zac Crain
We Are Music & Music Is Us - Photo by Zac Crain
スティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)の故郷テキサス州ダラスに記念碑が建立されています。

『We Are Music & Music Is Us』と題されたこの記念碑は、スペインの彫刻家Casto Solanoが制作した4枚パネルの耐候性スチール作品で、スティーヴィー・レイ・ヴォーンと彼の兄ジミー・ヴォーン(Jimmie Vaughan)の2人を称えています。

ヴォーン兄弟が育った場所から数ブロック離れた、コロラド川のほとりのキスト公園に設置されています。

市から委託され、地元の音楽雑誌『Buddy』の元編集者であるカービー・ウォーノックの募金活動の支援を受けて制作されたこの彫刻は、芝生の中でアコーディオン状に開いた巨大なスクラップブック(切り抜き帳、貼り込み帳)のようなものです。

最初のパネルには、スティーヴィー・レイの画像がクローズアップされ、兄弟のコラボレーション・アルバムからの楽曲「Tick Tock」の歌詞が添えられています。

そこから左から右へと、子供の頃に家で遊んでいた二人の少年の姿、そして大人になったヴォーン兄弟が一緒に演奏する姿、そして最後にギターを弾いているジミーのワイドショットで締めくくられています。

『We Are Music & Music Is Us』は、透けて見え、両側から複数の角度から見ることができるので、時間帯や天候、立っている場所によって変化します。


Photo by Zac Crain