Eddie Van Halen and David Garfield (Image credit: Robert Knight)
エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)による
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)「If 6 Was 9」のカヴァー音源を新たに発掘。このカヴァーは、キーボード奏者
デヴィッド・ガーフィールド(David Garfield)の新EP『Guitar Heroes OTB, Vol. 1』に収録されます。音源あり。
デヴィッド・ガーフィールドは、ラリー・カールトン、スティーヴ・ルカサー、ジョージ・ベンソン、スモーキー・ロビンソンなど、さまざまなアーティストたちと共演し、高い評価を受けるLAフュージョンを代表するキーボード奏者で、フュージョン・グループのカリズマの中心人物としても知られています。
米国のギター誌Guitar Worldによると、「If 6 Was 9」のカヴァーは、1996年にロサンゼルスにあるチック・コリアのマッドハッター・スタジオで録音され、アラン・ハーシュバーグがエンジニアを務めています。エディのオーバーダブは彼自身の5150スタジオで行われました。
この「If 6 Was 9」のカヴァーは、新EP『Guitar Heroes OTB, Vol. 1』に拡張され、リマスターされたヴァージョンで登場します。
ガーフィールドはGuitar World誌に、このカヴァーがどのようにして生まれたのかについて話しています。
エディとは「地元のタバコ屋で出会って話をするようになった」というガーフィールドは当時、TOTOのドラマー、故ジェフ・ポーカロに敬意を表した「Tribute to Jeff Porcaro」というプロジェクトに取り組んでいました。ガーフィールドは「そのプロジェクトに参加しないかとエディに話したんだ。エディの返事は“イエス!”だった」と話しています。
さらに「彼の家に行って一緒にトラックを作った。彼はとてもクールだったよ。彼とはキーボードプレーヤーとしても絆を深めました。そのセッションの後、スティーヴ・ルカサーとマイケル・ランドウと一緒に(ロサンゼルスのジャズクラブ)the Baked Potatoでライヴをしたんだ」「私たちは連絡を取り合っていたし、彼は突然電話をかけてきて、キーボード関連のことで助けを求めてくることもよくあった。彼と一緒にツアーに同行して、ステージの外で追加のパートを演奏したり、キーボードの技術者になってくれる人も見つけたよ」とも話しています。
ガーフィールドの新EP『Guitar Heroes OTB, Vol. 1』には、エディのほか、ヴォーカリスト/ギタリストの
マイケル・ランドウ(Michael Landau)、ベーシストの
ウィル・リー(Will Lee)、ドラマーの
サイモン・フィリップス(Simon Phillips)も参加しています