今回の復刻は、現在ソニーミュージック六本木ミュージアムで開催中のジョン・レノンとオノ・ヨーコの奇跡を辿る大展覧会「DOUBLE FANTASY – John & Yoko」の開催を記念して、日本限定でのリリースが許諾されたもの。その貴重なオリジナル盤は、「Lost Weekend」時期、ジョンが別居中のヨーコへの贈り物として作った「世界で一つだけの手鏡」とともに今回の東京展でも展示されている。
この曲は70年代当時の日本の「ウーマン・リブ」運動に呼応し、ヨーコ曰く「日本の女性のために、女性解放運動の歌を書いた」もので、女性解放、女性の権利主張、地位向上を今もなお訴え続けているヨーコの代名詞とも呼べる女性讃歌。バックのプラスティック・オノ・バンド with エレファンツ・メモリーによるファンキーで力強いサウンドとともに、全編日本語で歌われている。男性社会を痛烈に批判し、“「女魂女力」で開こう新時代”と女性の団結・連帯を訴える、今の時代にも通じるメッセージや世界中のフェミニズム運動の精神を捉えている。