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ブラッド、スウェット&ティアーズの新作ドキュメンタリー 本編映像公開 物議を醸した70年東欧ツアーもフィーチャー

2020/11/24 16:27掲載
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Blood, Sweat & Tears / Blood, Sweat & Tears
Blood, Sweat & Tears / Blood, Sweat & Tears
ブラッド、スウェット&ティアーズ(Blood, Sweat & Tears)の新作ドキュメンタリー『What The Hell Happened To Blood, Sweat & Tears?』の本編クリップ映像が公開。

60年代後半から70年代前半にかけて人気を博した彼らは人気絶頂だった1970年、アメリカ国務省の後援で東ヨーロッパ・ツアー(ポーランド、ルーマニア、ユーゴスラビア)に出かけました。当時はベトナム戦争の影響で、政府への不信感が高まっていた時期であり、このツアーはファンから大きな反発を招き、この後、彼らは失われた勢いを取り戻すことができませんでした。

しかし、話にはそれ以上のものがありました。バンドはニクソン政権によってツアーに参加するように強制されていたことが、近日公開予定のドキュメンタリー映画『What The Hell Happened To Blood, Sweat & Tears?』で判明しています。

監督は『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』『Who Is Harry Nilsson (And Why Is Everybody Talkin' About Him)?』のジョン・シャインフェルド。

ブラッド、スウェット&ティアーズのボビー・コロンビーは「彼は私に“ブラッド、スウェット&ティアーズに一体何が起こったのか?”というシンプルな質問をしてきました。私の複雑な答えがなぜかジョンの中のエンジンに火をつけ、それが予想外の冒険の始まりとなりました。これは、どのような形であれ、典型的な音楽ドキュメンタリーではありません」と話しています。

ブラッド、スウェット&ティアーズの全面的な協力を得て制作されたこのドキュメンタリーでは、当時のほとんどのファンが理解していたよりもはるかに複雑だった、ポーランド、ルーマニア、ユーゴスラビアを巡ったバンドの悪名高い「鉄のカーテンツアー」で撮影された65時間に及ぶ未公開映像も使用して、バンドの完全な物語を語っています。



■『What The Hell Happened To Blood, Sweat & Tears?』公式サイト
https://bloodsweatandtearsdoc.com/