「はっぴいえんど」「ティン・パン・アレー」「YMO」で彼は何を生み出したのか――音楽活動50周年を迎えた細野晴臣史決定版『細野晴臣と彼らの時代』が文藝春秋から12月17日に発売されます。
これまでも数多くのインタビューや対談を含む著作を出している細野晴臣ですが、その長い音楽活動を俯瞰できるような本はこれまでありませんでした。細野晴臣本人へのロングインタビューに加え、松本隆、鈴木茂、坂本龍一、高橋幸宏、林立夫、松任谷正隆、矢野顕子、コシミハル、星野源など、まわりの方々の証言を元に、50周年を迎えた細野晴臣の、生い立ちから音楽活動のすべてを網羅する、決定版というべき本が刊行されます。
■『細野晴臣と彼らの時代』(門間雄介・著)
12月17日発売
文藝春秋刊
512ページ
定価 2200円(+税)
ISBN: 978-4-16-391207-3
【細野晴臣さんからのコメント】
「もうこれ以上、話すことはないです。」
【目次より】
プロローグ/1 細野の家/2 一本の電話/3 一九六八年十二月三十一日/4 エイプリル・フール/5 はっぴいえんど前夜/6 ゆでめん/7 風街ろまん/ 8 HAPPY END/ 9 HOSONO HOUSE/10 キャラメル・ママ〜ティン・パン・アレー/11 ダメージ/12 楽園へ/13 エキゾチック・サウンド/14 葛藤/15 イエロー・マジック・オーケストラ/16 世界進出/17 YMOブーム/18 確執/19 一九八一年のはっぴいえんど、YMO散開/20 観光音楽/21 アンビエントの海から/22 再会/23 再結成/24 ハイドパークの奇跡/25 音楽はつながる/エピローグ
【著者略歴】
(もんま・ゆうすけ)
1974年、埼玉県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。ぴあ、ロッキング・オンで雑誌などの編集を手がけ、『CUT』副編集長を経て2007年に独立。その後、フリーランスとして雑誌・書籍の執筆や編集に携わる。主なものは伊坂幸太郎×山下敦弘『実験4号』、二階堂ふみ『アダルト』、星野源『ふたりきりで話そう』、『細野観光 1969-2019』など。本書が初の単著となる。