The Pogues Featuring Kirsty MacColl - Fairytale Of New York [25th Anniversary Limited]
英国の人気クリスマス・ソング、ザ・ポーグス(The Pogues)とカースティ・マッコール(Kirsty MacColl)による「Fairytale of New York(邦題:ニューヨークの夢)」。英BBC Radio 1は、歌詞の一部がリスナーを不快にさせるかもしれないため、オリジナル・ヴァージョンを放送しないと発表。代わりに、マッコールが別の歌詞を歌う編集されたヴァージョンが放送されます。
BBCニュースによると、同じBBCラジオでも、BBC Radio 2では引き続きオリジナル・ヴァージョンが放送され、BBC Radio 6 MusicのDJは2つのヴァージョンを選択することができるという。BBCの広報担当者は「この曲がクリスマスの名曲と考えられていることはわかっており、ラジオ局は視聴者にとって最も関連性の高い曲のヴァージョンを選択して、今年も引き続き放送します」と述べています。
新しく編集されたヴァージョンは、2つの歌詞が変更されており、ひとつはマッコールが同性愛者を中傷する言葉の代わりに「You're cheap and you're haggard」と歌う別のヴァージョンに置き換えられています。またRadio 1の新しく編集されたヴァージョンでは、2番の歌詞でシェイン・マガウアンによって歌われた単語が完全に削除されています。
Radio 1は近年、オリジナル・ヴァージョンを放送してきましたが、歌詞に含まれる侮辱は、長い間、一部の人たちから批判されてきました。この曲は2007年にRadio 1によって検閲されましたが、その決定はファンの抗議を受けてすぐに取り消されました。また2019年にはBBCのホームコメディ番組のホリデーエピソードで、番組のキャラクターがオリジナルの歌詞を歌った後、何百もの苦情がありました。