米国の製薬企業「モデルナ」が開発している新型コロナウイルスのワクチン。「94.5%の有効性がある」とする暫定的な結果を先日発表し、日本でも
NHKなどニュース番組で紹介されています。英ガーディアン紙などによると、このワクチンの開発を支援したのは
ドリー・パートン(Dolly Parton)。彼女は4月にコロナウイルス・ワクチンの研究に100万ドル(約1億400万円)を寄付し、モデルナ・ワクチンの開発を支援していました。今回のモデルナ社のワクチンについての医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』の発表では、パートンの基金「The Dolly Parton Covid-19 Research Fund 」が支援者のひとつとしてリストアップされています。
英ガーディアン紙によると、米テネシー州のヴァンダービルト大学メディカル・センターの感染・免疫・炎症研究所に勤務する友人Naji Abumrad博士が、ウイルスの治療法を探すために「いくつかのエキサイティングな進歩」をしていると話したことをきっかけに、パートンは4月、研究に100万ドルを寄付しています。2人は、パートンが自動車事故に巻き込まれ、ヴァンダービルト大学で治療を受けたことをきっかけに親しくなったという。