本日11月10日はエンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)の92回目の誕生日。それを記念して、新たに制作されたドキュメンタリー『Celebrating Ennio Morricone: The Secrets Behind His Genius(日本語訳:エンニオ・モリコーネを称えて:その才能の裏に隠された秘密)』がYouTubeで公開されることが発表されています。配信は日本時間11月10日(火)23時から。トレーラー映像が公開されています
以下、ユニバーサル ミュージックジャパンのインフォメーションより
デッカ・レコードとCAMシュガーがタッグを組み、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ没後初の新譜として11月6日に発売されたアルバム『モリコーネの秘密』(Morricone Segreto)。本作のリリース、そしてエンニオ・モリコーネ92回目の誕生日である本日11月10日を記念し、新たに撮りおろされたドキュメンタリー『Celebrating Ennio Morricone: The Secrets Behind His Genius』(エンニオ・モリコーネを称えて:その才能の裏に隠された秘密)のYouTubeプレミア上映が決定した。上映は日本時間11月10日(火)23時から。
ドキュメンタリーの撮影ならびに再会は、モリコーネがArmando Trovajoli(アルマンド・トロヴァヨーリ)、Luis Bacalov(ルイス・バカロフ)ならびにPiero Piccioni(ピエロ・ピッチオーニ)と共に1970年に設立した歴史的なローマのスタジオ、フォーラム・ミュージック・ビレッジで行われた。このスタジオでは、Once Upon a Time in America(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ)(1984年)やCinema Paradiso(ニュー・シネマ・パラダイス)(1988年)を含めたモリコーネによる数多くの有名なサウンドトラックをレコーディングした伝説のスタジオだ。ミュージシャンの他にフォーラム・ミュージック・ビレッジの社長Marco Patrignani(マルコ・パトリニャーニ)、そしてモリコーネの長男Marco(マルコ)も参加。過去50年にわたりマエストロによる伝説のサウンドを特徴づけ、今日「サウンドトラックの殿堂」として知られるフォーラム・ミュージック・ビレッジは、その他多くの世界的に有名なアーティストを輩出してきた。
Marco Morricone(マルコ・モリコーネ)は今回の『モリコーネの秘密』について、「このコレクションに収められた音楽は、おそらくそれほど知られたものではないでしょう。けれども、どれも素晴らしい実験的な過程ならびに絶え間ない研究の結果で、音の大海への完全な没入に導かれたものです。この道のおかげで、父は楽器ならびにオーケストラを深く理解するようになりました。それはまるで、父が人間の持つ知識全てを知るようになったかのようです。そしてさらにその先に進み、その中に身を投げ出し全てをやってみる勇気が父にはありました。これらエキサイティングな収録曲の中に、父の姿が見えます」と語っている。