キング・クリムゾン(King Crimson)などのドラマー、
ギャヴィン・ハリソン(Gavin Harrison)は、カナダ生まれで英国を拠点とするジャズ・フュージョン・ベーシスト、
アントワーヌ・ファファール(Antoine Fafard)とのコラボレーション・アルバム『Chemical Reactions』を海外で12月11日発売。リリース元はAmplified Distribution。
インフォメーションによると、新作は、プログレッシヴ・フュージョンのアプローチと室内楽や管弦楽の世界とのハイブリッドを特徴としており、ファファールのコラボレーターである元
マハヴィシュヌ・オーケストラ(Mahavishnu Orchestra)のヴァイオリニスト、ジェリー・グッドマンがゲスト参加しています。また2016年3月に録音され、アンソニー・アーモアが指揮したチェコを拠点とするヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団の演奏も使われています。
ハリソンは今回のコラボレーションについて以下のように話しています
「僕は常に、自分を新しい領域に押し込み、自分の楽器が音楽の中でどのようにフィットするかを別の角度から考えさせてくれるような、創造的な音楽パートナーシップを見つけることに興味を持っています」
「2016年にアントワーヌ・ファファールから2つのフルオーケストラ作品を演奏するように誘われました。僕のドラミングをクラシックの世界に取り入れるのはとても興味深い挑戦でした。最近では、アントワーヌはマリンバ、ヴィブラフォン、エレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーした弦楽四重奏のための素晴らしい作品を書いています」
■Gavin Harrison/Antoine Fafard『Chemical Reactions』
1. Transmutation Circle
2. Atonic Water
3. Vision. Of A Lost Orbit
4. Pair Of A Perfect Four
5. Proto Mundi
6. Singular Quartz
7. Holding Back The Clock
8. Chemical Reactions