今から20年前、
AC/DCの
アンガス・ヤング(Angus Young)からギター・レッスンを受ける権利を28,000ドル(約300万円)で落札した人物が、実際に受けたギター・レッスンの様子をポッドキャスト「AC/DC Beyond The Thunder」で語っています。
米モンタナ州ボーズマンで投資マネージャーをしているウェイド・シックラーは、AC/DCの大ファン。
彼は2000年にeBayで開催された、アンガスからマンツーマンでギター・レッスンを受けられるという一生に一度のチャンスを提供するチャリティーオークションに参加し、28,000ドルで落札しています。ウェイドによると、このオークションはノードフ・ロビンズ音楽療法財団を支援する目的で開催されたものでした。
ギター・レッスン当日、それは彼が想像していたものではなかったようです。アンガスと一緒に座って左手/右手のピッキング・ドリルを学んだり、ストリッピングについてメモを取ったりするのではなく、アンガスは「Meltdown」の演奏を開始し、バンドの残りのメンバーも演奏に参加しています。
「彼は僕に微笑みかけた。彼の目は輝いていた。ブライアンがマイクを取り、僕に寄りかかって歌い始めた」
ウェイドがリズムに乗ると、
マルコム・ヤング(Malcolm Young)は座って「アンガス、彼はお前より緊張してないぞ!」と弟に向かってやじを飛ばしていました。
ウェイドはAC/DCと何時間もジャムをし、その後アンガス・ヤングからチェリー・レッドのギブソンSGをプレゼントされ、さらに世界中のどこでもバンドの演奏を観ることができるというゴールデンチケットも手に入れています。
■ポッドキャスト「AC/DC Beyond The Thunder」
https://beyondthethunder.com/work