デイヴィッド・カヴァデール(David Coverdale)は、
ジミー・ペイジ(Jimmy Page)とのプロジェクト、
カヴァデール・ペイジ(Coverdale/Page)のアニヴァーサリー・エディションについてeonmusicのインタビューで話しています。
カヴァデール・ペイジのプロジェクトは、ゲフィン・レコードのA&Rマン、ジョン・カロドナーの提案によって1991年にスタート。1993年に唯一のスタジオ・アルバム『Coverdale-Page』がリリースされています。
カヴァデールは2018年に「将来的にカヴァデール・ペイジのボックスセットがリリースされる可能性がある」とラジオ局SiriusXMの番組の中で明らかにしていました。
今回、カヴァデール・ペイジのリイシューについて尋ねられたカヴァデールは
「ジミーとの時間は素晴らしかった。数週間前に話をしたよ。今週末にも、おそらく彼と話をすることになるだろう。2023年にはアニヴァーサリー盤が出ると思うよ。20周年?30周年?何てこった!妻が言うように“何歳だ?”(笑)」
と答え、またアニヴァーサリー・エディションに何が含まれるか?と尋ねられたカヴァデールは
「いいサプライズがあると思うよ。ジミーと話し合ってたんだけど、彼は国外で隔離してるから、確認しないといけないんだけど、俺は飛行機に乗らないし、彼にもそれを期待してないよ。オリジナル・アルバムはリマスターされるし、まだリリースしていない曲も山ほどあるし、ソングライティングとレコーディングの過程のほとんどをビデオで撮ったし、大阪でのライヴまでずっと撮ったよ。だから、コンテンツは山ほどあるけど、僕が彼に提案したことの一つは“アルバムのジミー・ペイジ・ミックスをやったらどうかな、僕もデイヴィッド・カヴァデール・ミックスをやるので、ファンにジミーの視点と僕の視点が楽しめるものになったらいい”」
と話しています。
インタビュアーから「あなたはその時代をとても懐かしく振り返っているようですね」と言われるとカヴァデールは
「ジミーとは素晴らしい関係だった。弁護士は激怒していたけど。彼らは、あちらこちらと交渉して大金を稼ぐことになるだろうと思っていたけど、ジミーと僕はニューヨークで会って握手をして、すべてが50/50だと言った。僕らはレノン/マッカートニーのように、苦い思いをせずにやったんだ(笑)」
と話しています