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レス・ポールのサイド・ギタリスト ルー・パロが死去

2020/10/31 19:41掲載
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Lou Pallo and Les Paul
Lou Pallo and Les Paul
レス・ポール(Les Paul)のサイド・ギタリストとして長年活動を共にしたルー・パロ(Lou Pallo)が死去。レスポール財団が公式サイトやSNSで発表。86歳でした。彼のファンであるローリング・ストーンズのキース・リチャーズ(Keith Richards)はSNSで、共演の映像と写真を共有して「安らかに眠れ」と追悼しています。

ルー・パロは、1950年代からニューヨークやニュージャージーのセッション&ライヴ・シーンで活躍。レス・ポール・トリオの一員として1980年代から2000年代にかけてレス・ポールと共演した。

非常に優れたプレーヤーであったパロは、その習得度の高さから「百万コードの男」として知られていた。このニックネームについて、彼はSSTスタジオのインタビューの中で次のように語っていた。

「それは、ある雑誌が思いついた名前だ。彼らは僕がレスと一緒に演奏しているのを見て、僕が小節ごとに違うコードを弾いていることに気づいたんだ。小節全体で1つのコードに留まることはない。それは僕にとっては退屈なことだった。レコーディングではそうしなければならない。でもライヴでは、2小節間1つのコードでじっとしていることができなかったんだ」