Bob Dylan and Timothée Chalamet
ボブ・ディラン(Bob Dylan)の新たな伝記映画『Going Electric(仮題)』は現在、新型コロナウイルスの影響で、無期限に延期されています。
本作は、アコースティックギターからエレキギターに持ち替え、フォークシンガーからロックスターへと推移するディランの姿を追った作品。
監督は『LOGAN/ローガン』や『フォードvsフェラーリ』などで知られるジェームズ・マンゴールド。マンゴールドは過去に、ジョニー・キャッシュとジューン・カーターの関係を描いた伝記映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005年)も手掛けています。
映画『Going Electric(仮題)』の原作はイライジャ・ウォルドの著書『Dylan Goes Electric』。脚本はジョー・コックスが執筆したものを、マンゴールド監督がリライトしています。
ディラン役は『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメを予定しており、今年1月には交渉中でと報じられました。
この作品にはディラン本人がエグゼクティブ・プロデューサーとして参加しており、映画はディランの楽曲を使用する権利を得ています。またディランの長年のマネージャーであるジェフ・ローゼンもプロデューサーとして参加しています。
この映画の撮影監督フェドン・パパマイケルは、Colliderの最新インタビューの中で、自身の次回作はインディ・ジョーンズ・シリーズの5作目であり、ディランの伝記映画ではないと話しています。
伝記映画のプロジェクトは進行しているのかと尋ねられたフェドンは「今はだめだ。死んでいるとは思わないが、新型コロナウイルス時代にやるのは難しい。すべてが小さなクラブで、当時の衣装を着たエキストラもたくさんいるので、髪もメイクもたくさんあるしね。次のプロジェクトは『インディ・ジョーンズ5』です。(ジェームズ・)マンゴールドがやっています」と話しています。
今年5月、『インディ・ジョーンズ5(仮題)』の監督がスティーブン・スピルバーグからジェームズ・マンゴールドに交代したことが明らかにされています。