moog - Claravox Centennial
音楽に革命をもたらした電子楽器「テルミン」は今年、ロシアの発明家レフ・テルミンがこの楽器を発明してから、ちょうど100年の節目を迎えています。世界をリードするテルミン・メーカーであるモーグは、数十年にわたる専門知識を結集した100周年記念モデル『クラヴォックス・センテニアル(Claravox Centennial)』を12月に発売します。
1930年代のテルミンの名手、クララ・ロックモア(Clara Rockmore)にちなんで名付けられたこの新モデルは、伝統的な演奏とモダンな演奏の両方に対応できるよう、2つの切り替え可能なパフォーマンスモード(トラディショナルとモダン)が用意されており、アナログとデジタルの発振器(ヘテロダインのアナログ発振器とマルチモードのDSP発振器を搭載)を切り替えることもできます。MIDI端子やUSB端子、CV端子(IN/OUT)も備え、DAWとの統合や外部音源のコントロールも可能で、テルミンを接続して、まったく新しいパフォーマンス体験を楽しめます。
『クラヴォックス・センテニアル』は期間限定製造で価格は1499ドル(約15万7千円)。予約受付中で、出荷予定は12月。
『クラヴォックス・センテニアル』を使用した、ドビュッシー作「月の光(Clair de lune)」のパフォーマンス映像が公開されています
■モーグ内『Claravox Centennial』ページ
https://www.moogmusic.com/products/claravox-centennial