若いストリート・ミュージシャンが路上で演奏していたところ、酔った女性が突然怒鳴り始め、彼のギターを破壊。彼は新しいギターの資金を集めるためにクラウドファンディング・キャンペーンを行ったところ、この話を聞いた
ジャック・ホワイト(Jack White)が助けたいと支援を申し出て、彼は新しいギターを手に入れています。
この若いストリート・ミュージシャンの名前はマット・グラント(26歳)。スコットランドのエディンバラを拠点にしており、この日もいつもと同じようにエディンバラの路上で演奏していましたが、酔った女性が彼に怒鳴り始め、彼のアコースティックギターをつかんで壊してしまいます。彼女は後にこの行為で逮捕されています。
マットは、このギター破壊事件の直後に、このギターが300ポンドで、路上演奏が彼の主な収入源なのでギターが破壊されたことに悲しんでいると話す動画をSNSに投稿しています。
マットはSNSで状況を説明した後、新しいギターの資金を集めるためにクラウドファンディングのGoFundMeでキャンペーンを開始。最終的にマットは新しいギターを購入するのに十分な資金を集めることに成功しています。
キャンペーン成功後、この話を聞いたジャック・ホワイトはマットを助けたいと考え、彼のマネージャーに連絡を取らせていました。
マットがジャックのマネージャーから電話を受けたのは、マットがファンの助けで新しいギターを手にした直後のことでした。
マットは「驚くべきことだよ。僕はギターショップにいたんだけど、彼のマネージャーは一日中GoFundMeのページで僕に連絡を取ろうとしていました。すでに十分な寄付があったので閉鎖していたんだ」。「新しいアコースティックギターを買ったから、(マネージャーには)すでに持っていると言ったんだけど、彼は“もう一つ手に入れてみては? ジャックは本当に助けたいと思っているんです”と言ったんだ」と当時のことをThe Mail Onlineに話しています。
ジャックの寄付により、彼は3,600ポンド(約50万円)のフェンダーストラトキャスターギターを手に入れています。
マットは「ジャックに直接お礼を言いたかったんだけど、彼は電話を持っていないそうで、彼のマネージャーからはメールを送るように言われたので、それが彼に届くはずだよ。本当に信じられない。お菓子屋さんにいる子供のように、欲しいギターを選ぶまでギターを全部試して回った」と話し、「今日は一生に一度の絶対的なことが起こり、ジャックの寛大さには感謝しきれません...ありがとうジャック。いつか個人的にお礼を言いたいです、君は伝説だよ」と付け加えています