メタリカ(Metallica)は2018年、醸造に音楽を取り入れる試みを実践した彼らのオリジナル・ウイスキー『Blackened』を販売。熟成させるためにバンド楽曲を聴かせていました。メタリカは新たに、ライヴ作品『Metallica & San Francisco Symphony: S&M2(邦題:メタリカ&サンフランシスコ交響楽団:S&M2)』を聴かせた『Blackened』の新エディションを発表。バッチ106は8年以上熟成された後、『S&M2』から17曲を聴かせて仕上げています。
オリジナル・ウイスキー『Blackened』は、蒸留酒製造の巨匠で、北米中のバーボンとライ麦、そしてウィスキーを融合したユニークなブレンドを作り上げてきたデイヴ・ピクレルとの共同製造によるもの。メタリカが1988年に発表したスタジオ・アルバム『...And Justice For All』のオープニング・トラック「Blackened」から名付けられています。
説明によると、ウイスキー『Blackened』はブランデーの黒樽で貯蔵され、低周波音に晒すことで、分子運動が活発になり、最終的にウィスキーとして仕上がるという。バンドはこのウイスキーのために、低周波音を増強するサブウーファーを開発しているカリフォルニア州バークレーの音響メーカー、マイヤー・サウンドの協力のもと、音響的にウィスキーを美味しくする「ブラック・ノイズ」と呼ばれる製造工程を独占開発しています。
プレスリリースによると、今回の黒樽は『S&M2』のサウンドで「低ヘルツの周波数で叩きつけられる」ように振動しており、理論的には、これにより木材からより多くのフレーバーが抽出され、風味が向上するという。
バッチ106は、メタリカの長年のグラフィックの第一人者であるSquindoがデザインした記念ボックスに入って店頭とオンラインで販売されます
■『Blackened』公式サイト
http://www.blackenedwhiskey.com/