『JAZZ JAPAN Vol.123』の特集は「エラ・フィッツジェラルド ベルリン三部作完結編で聴く最強の〈マック・ザ・ナイフ〉」。完結編の聴きどころと魅力を紐解く。また徳田雄一郎、ケイコ・リー、「BLM運動とニューヨークのいま」の特集も。10月23日発売
■YOUNG GUITAR 2020年12月号増刊
『JAZZ JAPAN Vol.123』
A4変型判/176頁/定価1、049円(税込)/10月23日発売
<内容>
■特集1:エラ・フィッツジェラルド
ベルリン三部作完結編で聴く最強の〈マック・ザ・ナイフ〉
1960年2月13日に収録された稀代の名演/名盤『マック・ザ・ナイフ〜エラ・イン・ベルリン』、61年の『エラ・リターンズ・トゥ・ベルリン』、そして翌62年のベルリン公演を収めた『エラ〜ザ・ロスト・ベルリン・テープ』が登場し、全盛期のエラを捉えた三部作が出揃った。完結編となるこの作品の聴きどころと魅力を紐解く。
・エラ・フィッツジェラルド・レコード・カタログ113
■特集2:徳田雄一郎
サックス奏者徳田雄一郎と彼のバンドRALYZZDIGが、現在の危機的状況と、その後の世界をじっくりと見据え、壮大なる一大叙事詩を編み上げた。このコロナ禍の中でこそ生まれた大作に込められた思いを徳田雄一郎本人が語り尽くす。
■特集3:ケイコ・リー
活動の原点である名古屋“ジャズ・イン・ラブリー”で録音したデビュー25周年記念作『KEIKO LEE LIVE at jazz inn LOVELY
』のリリースを機に、このアニバーサリー・ライヴに込めた想いを聞いた。
■特集4:BLM運動とニューヨークのいま
6月にニューヨーク市のバックアップで作られたミューラル(路上アート)の中から、「ビリー・ホリデイ・シアター」の前に完成したBLMミューラルの模様を取材。
■インタビュー
fox capture plan/ロン・マイルス/Shinkansen/小川悦司×米澤美玖 From Project M/ランデル洋子/茅野嘉亮/Mr.Jazz Quartet/泉沢果那×リッキー・ロドリゲス/木村イオリ&森田晃平
◎ゲイリー・ピーコックの『日本組曲』〜1970年の残像
◎モンクを呼んだ高校生が歩んだプロモーター人生