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グレン・ヒューズ 「僕の人生のサウンドトラック」発表 「初めて聴いた音楽」「敬愛するベーシスト/シンガー」「葬式で流してほしい曲」等

2020/10/13 13:24掲載(Last Update:2020/10/14 23:40)
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Glenn Hughes (Image credit: Joby Sessions / Bass Guitar Magazine)
Glenn Hughes (Image credit: Joby Sessions / Bass Guitar Magazine)
グレン・ヒューズ(Glenn Hughes)は「僕の人生のサウンドトラック」を発表。英Classic Rock誌企画。

「初めて聴いた音楽」「初めてライヴで披露した曲」「青春時代を思い出させる曲」「自分が書きたかった曲」「パブのジュークボックスでかける曲」「敬愛するベーシスト」「敬愛するシンガー」「カルト・ヒーロー」「ロックダウン中に流していた曲」「あまり作った覚えのないレコード」「泣ける曲」「お気に入りのライヴ・アルバム」「恋をしたい気分にさせる曲」「葬式で流してほしい曲」

について語っています

■初めて聴いた音楽

僕はミッドランドで両親と一緒に暮らしていましたが、家の中の音楽はグレン・ミラー(私の名前の由来)でした。それで学校のオーケストラでトロンボーンを始めました。でもその後しばらくして、ビートルズが僕の人生に入ってきました。

1962年、学校から帰ってきてテレビをつけると、4人のモップ・トップが「Love Me Do」を演奏していた。片目でトロンボーンを、もう一方でテレビでギターを弾いている彼らを見ながら、僕は母に「楽器を変えたいんだけどいい?」と尋ねた。それは賢明な行動だった。

■初めてライヴで披露した曲

僕の最初のバンド、The Hooker-Lees(ジョン・リー・フッカーにちなんで名付けられた)では「Route 66」だったと思う。14歳の時はまだ曲を書いていなかった。当時は60年代半ばで、「Route 66」「Louie Louie」「Johnny B. Goode」とかカヴァー曲ばかりだった。

●青春時代を思い出させる曲

「(I Can’t Get No) Satisfaction」。(中略)「Satisfaction」は、振り返ってみるとすごくエッチな曲だった。みんなに“ビートルズかストーンズか?”って言われたんだけど、僕はビートルズ派だった。でもこの曲で逆転したんだ。

■自分が書きたかった曲

アイク&ティナ・ターナーの「Nutbush City Limits」。

僕がカリフォルニア・ブリードのために書いた「Sweet Tea」という曲を聴くと、「Nutbush City Limits」をベースにしてグルーヴとギターの要素を取り入れていることに気付くと思う。

●パブのジュークボックスでかける曲

パブに行くと踊りたくなるだろう? だからスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「Dance To The Music」のようなものじゃないと。

●敬愛するベーシスト

親愛なる友人アンディ・フレイザー。

トラピーズは69年か70年にWolves Polytechnicでフリーと初めて会った。僕は彼らが誰だか知らなかった。彼らはまだ「All Right Now」をリリースしていなかった。僕はまだ数年しかベースを弾いていなかったんだけど、アンディ・フレイザーが自分のグルーヴを表現しているのを見て、人生を変えたんだ。

●敬愛するシンガー

スティーヴィー・ワンダーには畏敬の念を抱いています。ディープ・パープルの『Stormbringer』を作っているときに彼に出会って、今日に至るまで友達です。彼は賛辞に応えてくれて、僕の歌が好きだと雑誌に語ってくれた。彼がそんなことを言うとは驚きました。

●カルト・ヒーロー

聞いたこともないような人を紹介します。バンド名はDAG。僕と僕の音楽を知っている人なら誰でも知っていると思うけど、僕はロック・ソウル・グルーヴの側から来ているんだ。DAGは白人バンドだったんだけど、デトロイト出身のようなサウンドだったんだ。彼らは解散したけど、僕にとっては記念碑的な存在だったんだ。

●ロックダウン中に流していた曲

クロスビー、スティルス&ナッシュの音楽はとても癒されるから、彼らの音楽は選ばなければならない。「Wooden Ships」は平和、統一、自由についての曲。奇妙なことが起こる前の穏やかな場所に連れて行ってくれるんだ。僕はいつもハーモニーを歌うバンドが好きでした。

■あまり作った覚えのないレコード

ヘヴンというオーストラリアのバンドがいるんだ。1983年のある夜、ロサンゼルスのレインボーにいたんだけど、酔っぱらった後、朝、気がついたらサウンド・シティ・スタジオにいたんだ。僕は彼らのアルバム『Where Angels Fear To Tread』でバック・ヴォーカルとして4、5曲歌ったんだけど、“俺はここで何をしているんだ?”って感じだった。

●泣ける曲

たくさんあるよ、だって僕は泣き虫だから。でもプリンスの「Money Don’t Matter 2 Night」は本当に大好きです。僕を魅了する曲はたくさんあるけど、今のところはこれが一番ですね。

●お気に入りのライヴ・アルバム

1971年にThe TroubadourとThe Bitter Endで録音されたダニー・ハサウェイの『Live』。このアルバムは僕が今までに聴いたシンガーの中で最高のライヴ・パフォーマンスです。

●恋をしたい気分にさせる曲

ビートルズの「Something」。とても美しくシンプルな曲。この曲は僕に語りかけてくる。

●葬式で流してほしい曲

何年も前に妻に会っていなければ、僕はここにはいなかっただろう。彼女は僕を支えてくれた。人生で良かったことは全て彼女が中心にいる。だから葬式の音楽は彼女に任せるつもりです。人々を泣かせたくはない。彼らに喜んでもらいたい


詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.loudersound.com/features/glenn-hughes-the-soundtrack-of-my-life