The Flaming Lips: Tiny Desk (Home) Concert
フレーミング・リップス(The Flaming Lips)は、各メンバーが人間サイズの風船の中にそれぞれ入ってパフォーマンスを再び行っています。またフロントマンのウェイン・コインによると、彼らは観客も同じように大きな個別の風船の中にそれぞれ入ってソーシャルディスタンスを保ちながらライヴを楽しむ特別なコンサートを計画しています。
フレーミング・リップスは、米ラジオ局NPRの名物番組『Tiny Desk Concert』の特別版「Tiny Desk (Home) Concerts」のために行った約20分のパフォーマンスを行っており、各メンバーが人間サイズの風船の中にそれぞれ入って演奏しています。映像あり。
またウェイン・コインがBrooklyn VeganやJamBaseに語ったところによると、フレーミング・リップスは、観客が大きな風船の中にそれぞれ入るコンサートを計画しています。
ウェインはBrooklyn Veganのインタビューの中で
「ばかげているように見えるけど、最初はジョークではなく、一種の面白いこととしてやっていたんだけど、今ではシリアスでリアルなものになってきているんだ」「僕たちは実際のショーを行う準備を始めています。大きな風船(スペースバブル)の中にそれぞれに3人がいて、僕たちが演奏する…たぶん、一晩に2つのライヴを演奏し、毎回そこに多くの観客を集めると考えています」
と話しています。Brooklyn Veganによると、このコンサートは彼らの故郷であるオクラホマシティで開催される予定です。
またウェインはJamBaseのインタビューの中で
「俺たちは、大きな風船(スペースバブル)のやり方を知っているし、風船の中にいる時に人々が何をするかも知っている。僕たちは今、トイレに行ったり、飲み物を買ってきたりする観客をどうするのか考えている。スマッシュ・マウスのコンサートのような“超拡散イベント”にはしたくないんだ。安全で最高の体験をしてもらいたいんだ。そういったことを会場側が許可してくれているので、どのように機能するのかを考え始めることができている。風船の中で演奏するということは、もうすでに準備ができているんだ。ロスコンタミネーション(相互汚染)を起こさないように観客をどうやって出入りさせるか、それを考えなければならないんだけど、それを考えるためにこの会場に数週間滞在させてくれている。公演はおそらく選挙の後になると考えているよ」
と話しています。
【Update:2020/10/14 13:32】
フレーミング・リップスは、先日、この特別なコンサートのテストも兼ねた新しいビデオ撮影を実施。観客もメンバーと同じように大きな個別の風船の中にそれぞれ入ってソーシャルディスタンスを保ちながらライヴを楽しでいます。ウェイン・コインは当日の動画を公開。またバンドのドラマーや当日の参加者が写真を公開しています
●「Tiny Desk (Home) Concerts」