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表紙巻頭は横山健 『ギター・マガジン11月号』 ピート・タウンゼント/スティーヴィー・ワンダー/リンク・レイのミニ特集も

2020/10/08 11:02掲載
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ギター・マガジン 2020年11月号
ギター・マガジン 2020年11月号
『ギター・マガジン11月号』の表紙巻頭は横山健。ミニ特集として「1970年のピート・タウンゼント」「スティーヴィー・ワンダーに学ぶコード進行の極意」「リンク・レイの衝撃」も。10月13日発売
■『ギター・マガジン 2020年11月号』

<内容>

【特集】
横山健
(Ken Yokoyama)

さあ、愛するギターの話をとことんしよう。

Ken Yokoyamaから待望の新作『Bored? Yeah, Me Too』が届いた。オリジナル作品としては約5年ぶり、初となる6曲入りのミニ・アルバムだ。
横山健自身も“ここまでのことは人生初"と語る未曾有のコロナ禍のさなかに生まれた本作だが、一体どんな曲が聴けるのだろう?
そう思って曲を再生すると、堰を切ったように横山節が全開の痛快なナンバーが出迎えてくれた。
パンキッシュなスピード感と激しさ、とびきりポップなメロディ、そして、各所にキラキラと散りばめられたキャッチーでコピー心をくすぐる横山らしいリード・ギター。
そのプレイや音からは、ギターを弾く純粋な喜びや希望に満ちているように聴こえてならない。
横山のギター愛はコロナだろうがなんだろうが変わらないというわけだ(むしろ深まっている節も? )
そんなわけで今回、「こんなご時世だからこそ」じゃないが、横山健と純粋なギター・トークをとことんすることにした。
Ken Bandの相方であるギタリスト南英紀も招き、ワイワイと語ってもらおうではないか。
さあ、愛するギターの話をとことんしよう!

■INTERVIEW 1: About New Mini Album
まずは新作『Bored? Yeah, Me Too』についてのインタビューから。横山健に加え、長きにわたり相方としてKen Bandに在籍するギタリスト、南英紀にも同席願った。初となるミニ・アルバムを“レーベル直流通"でリリースすることにした真意や、新作レコーディング時の様子はもちろん、今の息苦しい世の中をバンドマンとして生き抜くための心意気を語ってもらおう。

■INTERVIEW 2: About My Dear Guitars
ここからは本誌の原点に立ち返り(?)、横山と南がレコーディングで使用したギターについて、ふたりにワイワイと語ってもらうことにした。ギター好きによる、ギター好きのための、ギター愛に満ちた濃厚トークをどうぞ!

■INTERVIEW 3: About Playing Of 『Bored? Yeah, Me Too』
最後となるインタビュー第3部では、新作に入った6曲のギター・プレイについてふたりに話を聞いた。連動して譜面も掲載したので、ここからはぜひギターを抱えながら読み進めてくれ!

■1970年のピート・タウンゼント
人生には四季がある。すなわち、青春、朱夏、白秋、玄冬だ。今を遡ること50年前。ひとりの男の早すぎる青春が終わり、季節は燃え盛る夏に差しかかろうとしていた。彼の名はピート・タウンゼント。ロック・バンド、ザ・フーのギタリストだ。前年である1969 年、バンドは怒れる若者だけでなく、苦悩するすべての者への祈りを込めたロック・オペラの大名盤『Tommy』をリリース。そして、1970年。その祈りが届いたかのごとく、彼らは数々の奇跡を巻き起こす。それがロック史に燦然と輝く金字塔、『Live At Leeds』で知られるライブの数々だろう。本特集では1970年における、ピート・タウンゼントに焦点を当てて、幾多もの“奇跡"を多角的な視座から眺めていきたい。

■リンク・レイ 永遠の不良的サウンド
ロックンロールにおける開祖のひとり、リンク・レイ――。1958年、強烈に歪んだディストーション・サウンドを炸裂させた問題曲「Rumble」が、当時“少年犯罪を助長する"との理由でラジオ放送禁止となったと言えば、彼が世間に与えた圧倒的インパクトが伝わるかもしれない。その“不良性"を感じるプレイとサウンドにシビれた者は数多くおり、例えばピート・タウンゼントは“彼がいなければギターを始めなかった"とまで言い切っている。リンク・レイなくして、その後のロックの発展はなかったのだ。最近では、“インディアンの血を引く者"としての側面を持つ彼をフィーチャーした映画『ランブル』も公開され、再評価の機運は高まっているのではないだろうか。ここでは、ギタリストとしてのリンク・レイの魅力を深掘りしていこう。

■スティーヴィー・ワンダーに学ぶ、コード進行の極意
近代のポップス/ブラック・ミュージック界をぐいぐいと牽引した天才的ミュージシャンのひとり、スティーヴィー・ワンダー。その名曲群を見渡すと浮かび上がってくる一番大きなキーワードは“グッド・メロディと自在なハーモニーのコンビネーション"です。スペシャルな閃きを発散させる斬新なハーモニーの上に、リスナーの琴線をビビっと刺激するグッド・メロディを乗せて、ポップ&キャッチーに響かせる! なんと言ってもこれが、天才スティーヴィーたる所以。ここに音楽面での一番大きな魅力と真骨頂があります。本特集はその類いまれなる和音センスにスポッ トを当て、コード進行作りの極意を吸収しよう!......という、センス・アップ企画。なお、原曲の多くにはギター・パートが含まれていませんが、ナイスな和音展開をギター用にモデリングしてみたので、原曲と照らし合わせながら弾いてみて下さい。コード進行のエクセレントなアイディアが山盛りなので、コード・プログレッションに興味のあるギタリスト諸氏にも絶対に役立つはず。さあ、和音感覚をピカピカに磨き上げて、自身の曲作りにフィードバックしましょう!

■Nutubeが実現する真空管サウンド VOX Valvenergy
歪みペダルで真空管アンプのサウンドを出したい! 多くのギタリストが求めるこのテーマへ、VOXからの回答として登場したのがValvenergyシリーズだ。次世代の真空管=Nutubeを搭載し、自社の名機であるAC30を含む、さまざまなアンプ・サウンドの完全再現を目指した4モデル。その実力に迫る!

■GM SELECTIONS(※電子版には収録されておりません)
・「ハルノヒ」あいみょん
・「Gravity」BUMP OF CHICKEN

■INTERVIEW & GEAR
・INORAN
・町屋(和楽器バンド)
・戸高賢史(MONOEYES)
・鈴木重厚(そこに鳴る)

■INTERVIEW
・マーティ・フリードマン

■PROFESSIONAL GUITAR FILE
・孝哉&克哉(SLOTHREAT)

■PICK UP
・国産の本格派“Landscape"の品性
・マキタ・スポーツ&スージー鈴木の1日編集長!

■連載
・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
・Opening Act/Hi Cheers!
・ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編
・横山健の続・Sweet Little Blues
・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から

■NEW PRODUCTS REVIEW
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