ゴジラから戦隊ものまで。怪獣やスーパーヒーローなどの特撮映画を、古生物学者が「地球科学(地学)」の視点でマニアックかつ科学的に考察。特撮大好き古生物学者・芝原暁彦が、特撮作品に縦横無尽に言及しながら、サイエンスの視点でおもしろどころを語るオンラインイベント<特撮の地球科学>が開催決定。
以下インフォメーションより
「ゴジラの東京侵略ルートを見ていくと、東京の地形がわかる⁉」
「悪の秘密組織が日本ばかり狙うのにはワケがある⁉」
「シン・ゴジラ終盤、科学技術館前に設置された本部にゴジラの光線が当たらないのは何故⁇」
本イベントは、怪獣やスーパーヒーローなどの特撮映画を、古生物学者が「地球科学(地学)」の視点で見てみる、というもの。
特撮大好き古生物学者・芝原暁彦が、特撮作品に縦横無尽に言及しながら、サイエンスの視点でおもしろどころを語ります。
芝原氏は、古生物学者でありながら、VRや三次元CGを駆使して化石を研究する、少し変わった技術の開発を行う、気鋭の研究者です。出勤時にカーナビで「ゴジラVSビオランテ」の音を聞くのが、モーニングルーティーンという逸話からも、特撮への偏愛っぷりがうかがえる。大学時代には、特撮作品をNHKのBSプレミアムに投稿するなど、作ることにものめり込んだという経歴も。
知的好奇心を刺激する、新しい特撮の味方、ぜひインストールしてみませんか?
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【開催予定日】 ※全3回
第一回・・・10月14(水)
第二回・・・11月11(水)
第三回・・・12月16(水)
配信方法や申し込み方法については、下記申込ページをご確認ください。
http://tokyocultureculture.com/event/general/30626【出演者】
芝原暁彦
古生物学者、恐竜学研究所客員教授。博士(理学)。1978年福井県出身。18歳から20歳まで福井県の恐竜発掘に参加し、その後は北太平洋などで微化石の調査を行う。筑波大学で博士号を取得後は、(国研)産業技術総合研究所で化石標本の3D計測やVR展示など、博物館展示と地球科学の可視化に関する研究を行った。2016年には産総研発ベンチャー地球技研を設立、「未来の博物館」を創出するための研究を続けている。監修に『化石ドラマチック』(イースト・プレス)など。著書に『地質学でわかる! 恐竜と化石が教えてくれる世界の成り立ち』(実業之日本社)がある。
聞き手 黒田千穂(イースト・プレス 編集者)