8月よりコンサートを開催していた“英国初のソーシャルディスタンス音楽会場”は、新しいロックダウン規制のために閉鎖を余儀なくされています。
英国のニューカッスル競馬場のゴスフォース・パークに8月にオープンした「ヴァージン・マネー・ユニティ・アリーナ」はこれまでにスーパーグラス、ザ・リバティーンズ、トゥー・ドア・シネマ・クラブ、ヴァン・モリソンなどのコンサートを開催していました。ここでは、小さなグループに分かれ、ソーシャルディスタンスを確保するため離れた個別の鑑賞スペースでライヴを楽しむスタイルをとっていました。
しかし、この地域で新型コロナウイルスの感染者が急増していることと、その対策として新たに厳格化されたロックダウン規制のために同会場は閉鎖せざるを得なくなりました。
Sky Newsによると、新たな規制には、バーやパブの午後10時までの営業時間短縮、家族以外の人と直接会うことの禁止が含まれています。
同会場は声明で
“新しいローカル・ロックダウン規制がノースイーストに導入されるとの発表を受けて、次の週末のショーはもう先に進むことができません。
今夜のChase&Statusショーは、2020年最後のヴァージン・マネー・ユニティ・アリーナでのショーです。キャンセルされたショーのチケットをお持ちのお客様には、払い戻しについてご連絡いたします。
6週間に及ぶ素晴らしいソーシャルディスタンス・コンサートの最後に、これらの最終公演をキャンセルしなければならないのは非常に残念です。私たちは、観客の皆様、アーティスト、スタッフの皆様の安全と楽しみを確保するために、政府のガイダンスをすべて遵守しております。心温まる高揚感のあるイベントに参加してくださった全ての方々に感謝しています。この6週間、ニューカッスルはライヴ音楽業界をリードしてきました。私たちは皆、そのことを非常に誇りに思います”
と発表しています。
この会場で行われた最初のコンサートについては
こちらで。