マドンナ(Madonna)は、自身の人生やキャリアを描いた伝記映画を監督すると発表。マドンナは、『JUNO/ジュノ』でアカデミー脚本賞を受賞したディアブロ・コーディと共同で脚本も手掛けています。
この脚本は、ニューヨークのスラム街から「Like A Virgin」や「Vogue」などの曲で世界的なスーパースターへと成長していく彼女の姿を描いたものになると予想されています。
マドンナは声明で
「アーティストとして、ミュージシャンとして、ダンサーとして、そしてこの世界で自分の道を歩もうとしている人間として、私が歩んできた信じられないような旅を伝えたい」
「この映画の焦点は常に音楽です。音楽は私を支え、アートは私を生かしてくれた。語られていない感動的な話がたくさんあります。私の人生のジェットコースターのような体験を、私の声とビジョンで共有することが不可欠なのです」
と述べています。
まだ無題のプロジェクトは、『ワンダーラスト(原題:Filth and Wisdom)』(2008年)、『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋(原題:W.E.)』(2011年)に続くマドンナの3作目の監督映画。
ユニバーサル・ピクチャーズが製作するこの映画のキャスティングや制作スケジュールは発表されていませんが、マドンナは自身のInstagramアカウントで脚本の初期段階について話しています。
ファンとの質疑応答の中で、この伝記映画が彼女の「男性の世界で生き残るためのアーティストとしての奮闘」を描いたものになるだろうと述べ、この道のりが「幸せ、悲しい、狂った、良い、悪い、醜い」など、さまざまな感情をカバーしているとと語っています。
マドンナは映画では画家ジャン=ミシェル・バスキアとの関係、物議を醸した「Like A Prayer」のビデオの影響、『Evita』の撮影経験なども描いていると付け加えています。