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ジミ・ヘンドリックスが陸軍時代に演奏していたギター その後が明らかに

2020/09/15 15:12掲載
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Jimi Hendrix the army
Jimi Hendrix the army
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)が陸軍時代に演奏していたエレキギターは、金を借りるための担保とされ、ジミヘンが金を返さなかったため、彼の元に帰ることはなく、その数年後にギターを保管していた家が全焼して消失してしまったという。

ポッドキャスト「NAMM Music History Project」の最新エピソードの中で、ジミヘンの軍友であり、彼と定期的に演奏した唯一のミュージシャンであるビリー・コックス(Billy Cox)が明らかにしています。

このギターは1958年製ダンエレクトロのショートホーン3012。これはジミヘンが購入時に交際していたベティ・ジーン・モーガンという女性にちなんだ愛称「ベティ・ジーン」がつけられていました。ジミヘンが陸軍時代に購入し、コックスとのジャムや初期のライヴで演奏していました。

コックスは

「彼はデル・モロッコ(60年代初期にジミヘンが演奏していたナッシュビルのクラブ)のオーナーに150ドルくらいで(そのギターを)質に入れていたんだ。ジミが金を返さなかったので、彼はそれを保管していた。彼はそれを自分の家に置いていたが、そのおよそ4年後にはその家が全焼してしまったんだ」

と話しています。

コックスは

「“そのギターを見つけたら、500万ドルの価値があるだろう”と言われてギターを探しに行ったんだ。クラークスビルで時々商売をしていたコリンズ・ミュージック・ストアにあると思っていたんだよ。屋根裏部屋やガレージ、地下室をずっと探していたんだけど、見つからなかった」「何人かの人に聞いたら、“それはテディおじさんの家にあったけ、その家は全焼したよ”と言われたんだ」

と付け加えています

The Music History Project · Ep. 82 - Remembering Jimi Hendrix