『JAZZ JAPAN Vol.121』の特集は「セロニアス・モンク」。未発表音源『パロ・アルト〜ザ・ロスト・コンサート』に注目、モンクの後年の活動にスポットあてる。レコード・カタログ「セロニアス・モンク・カタログ」も。8月24日発売
■YOUNG GUITAR 2020年10月号増刊
『JAZZ JAPAN Vol.121』
A4変型判/176頁/定価1,049円(税込)/8月24日発売
<内容>
◆特集:セロニアス・モンク
いまなお“現役感”を放つ独創的な才人
+レコード・カタログ
1968年に一人の高校生が開催した奇跡ともいえるコンサートの音源『パロ・アルト〜ザ・ロスト・コンサート』が陽の目をみる。発売が延期されていたが、息子のT.S.モンクをして “一聴して、オヤジが機嫌のいいときの演奏だと分かった”と言わしめる内容への期待も込め、モンクの後年の活動にスポットをあてた。あわせて掲載する「セロニアス・モンク・カタログ」もご覧いただきたい。
◆追悼:アニー・ロス
シンガー/LH&R/女優として活躍したイギリスの名花
ロンドン出身のシンガー/女優,アニー・ロスがこの7月21日に肺気腫と心臓病によりNYで亡くなった。1952年のプレスティッジへの初吹き込みで注目を集め、ランバート、ヘンドリックス&ロス(LH&R)ではヴォーカリーズを広く世に知らしめ、舞台/映画女優としても活躍したアーティストだったが、その人生は一筋縄ではいかないものだった。
◆大物プロモーターの回顧録:素顔のジャズ・ジャイアンツ
1960年代から海外ジャズメンを数多く招聘し,ジャズ・プロモーターの草分け的存在であるオールアートプロモーション代表,石塚孝夫氏。モダン・ジャズの巨人たちと深い交流を持ち、オフ・ステージでのジャズメンの素顔を知る、いわばジャズ界の“知りすぎた男”。ジャズ史では決して語られることのないエピソードについて本誌だけに話してもらった。
◆映画『マイルス・デイヴィス クールの誕生』
スタンリー・ネルソン監督、エリン・デイビス,ビンス・ウィルバーンにそのみどころを聞く。
◆映画『真夏の夜のジャズ 4K』
音楽ドキュメンタリー映画のパイオニアが高画質4K映像になって復活
◆コロナで亡くなった兄への思いも込めて…、グレゴリー・ポーター